カスタム計算ルール定義の作成

カスタム計算ルール定義を作成するには:

  1. ホーム・ページで、「モデリング」「デザイナ」の順に選択します。

  2. 「ウォーターフォール設定」タブで、「モデル」ドロップダウンをクリックし、モデルを選択します。

  3. カスタム・ルールを追加するルール・セットを選択します。

  4. プラス・アイコンをクリックし、「カスタム計算ルール」を選択します。

  5. カスタム計算ルールの作成ページの「定義」タブで、次の情報を入力します:

    • ルール名: ルールの名前を入力します。

      たとえば、Enterprise Profitability and Cost Managementで提供されるBksML50サンプル・アプリケーションのOccupancy Expense Allocationsルール・セットには、Utilities Expense Adjustmentというカスタム・ルールが含まれています。

      ルール名には、Oracle Essbaseのメンバー名と同じ制限があります。ディメンション、メンバーおよび別名の名前付けの制限を参照してください。
    • 説明: ルールの説明を入力します。

      たとえば、「水道光熱費を10%増やします」などと入力します

      ここに入力した説明は、モデル・ドキュメンテーション・レポートに表示されます。カスタム・ルールに関する情報が、後でモデル・ロジックをレビューする人に有益となる説明を入力します。モデル・ドキュメンテーション・レポートの生成を参照してください。

    • シーケンス: ルール・セット内のルールが実行される順序を決定する番号を入力します。

      「シーケンス」には、1から9999までの任意の整数を指定できます。

      同じシーケンス番号を持つルールは、親ルール・セットに対して並列計算が有効になっている場合に、アプリケーション設定の「計算スレッド」に指定されている数値に応じて同時に実行されます。(ルール・セットの作成のステップ5: ルール・セットの計算オプションの選択、およびアプリケーションおよびシステムの設定の管理についての計算スレッドを参照してください。)

    • 使用可能: 選択した場合、計算の実行時にルールがアクティブになります。

    • ルール・セット・コンテキストの使用: 選択した場合、ルール・セットの作成時に行われたメンバー選択がこのルールに適用されます。「モデル・コンテキスト」がルール・セットに対して有効になっている場合は、それも適用されます。モデル・コンテキストおよびルール・セット・コンテキストの理解を参照してください。