Oracle Guided Learning (OGL)は、コンテキストに基づくパーソナライズされたガイド付きトレーニングおよびユーザー・オンボーディング・エクスペリエンスを開発するための堅牢なフレームワークを提供します。この多用途ツールセットには、EPMドキュメントの範囲を超えるカスタムのプロセス・ガイド、表示グループ、メッセージ・ガイド、スマート・ヒントなどを作成するためのオプションが用意されています。Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance ManagementおよびOracle Fusion Cloud Enterprise Data Management環境内の特定のニーズを満たすように調整された包括的な学習インタフェースを提供し、ユーザーの習熟度や運用効率を向上させます。詳細は、Oracle Guided Learningユーザー・ガイドのOracle Guided Learningの概要を参照してください。
ユーザーはOGLコンソールにアクセスでき、特定のワークフローと要件に合わせたアプリケーション内ガイダンスを設計およびアクティブ化することで、導入を効率化するコンテンツを定義できます。たとえば、自分のナビゲーション・フローにあわせてOGLガイドを作成できます。
環境での設定の構成
始める前に、アクティブなOGLアカウントと少なくとも1つのアプリケーションID (アプリID)が設定されていることを確認します。アプリIDは、ガイド(コンテンツ)の論理グループです。各アプリIDは、特定のビジネス・プロセスのEPMワークフロー用にカスタマイズされたガイドをグループ化できます。設定の詳細は、Oracle Guided Learningユーザー・ガイドのスタート・ガイドを参照してください。
Note:
ナビゲーション・フロー内でOGLヘルプを使用するためにOGLアプリIDを統合する場合は、ソース環境でのみそれを構成します。接続された環境ではOGL設定は不要です。「アプリケーション」に移動してから「設定」に移動します
https://guidedlearning.oracle.com
https://guidedlearning-emea.oracle.com
https://guidedlearning-apac.oracle.com
OGL環境での設定の構成
OGLアプリケーションがCloud EPMおよびOracle Enterprise Data Management Cloud環境に統合されると、ユーザーはOGLウィジェットにアクセスできるようになります。ドメインはデフォルトで本番として構成され、開発モードのガイドは非表示になるため、公開済のガイドのみが表示されます。
ユーザーが環境から公開済のガイドと開発中のガイドの両方を表示できるようにするには、アプリケーションの設定を次のように変更します:
Note:
OGLコンテンツがすべてのアプリケーションで正しく表示されるように、ドメイン・エントリの構成を正しく完了してください。OGL Cloud構成にリストされていないドメインでは、OGLコンテンツは表示されません。主な考慮事項
Cloud EPMおよびOracle Enterprise Data Management Cloud環境では、日次メンテナンスを実行する必要があります。既存のアーティファクトとデータを取り込んだアーティファクト・スナップショットと呼ばれるメンテナンス・スナップショットが生成されます。Cloud EPMおよびOracle Enterprise Data Management CloudのOGL構成は統合されていないため、アーティファクト・スナップショットに含まれないことに注意することが重要です。詳細は、Oracle Guided Learningユーザー・ガイドのOGLガイド・コンテンツのエクスポートを参照してください。