入力ファイルの作成

requirement.csvで識別される各ユース・ケースには、その実行に必要なすべてのパラメータを提供する、対応する入力ファイルが必要です。

入力ファイルには、理想的には、requirement.csvでこのユース・ケースに指定されたユーザーの数ごとに1つのエントリが含まれている必要があります。

入力ファイル内のエントリ数が、requirement.csv内のそのユース・ケースの同時ユーザー数より少ない場合、EPM自動化は、requirement.csvで指定された数のユーザーに対して操作が実行されるまで、入力ファイルのいくつかのエントリを繰り返してユース・ケースを実行します。

たとえば、ビジネス・ルールの実行操作用のrequirement.csvに、次のユース・ケース・エントリがあるとします:

Run Business Rule, Copy Budget,10,br_input_file.csv,

br_input_file.csvにも10個のエントリが含まれている必要があります。br_input_file.csvに含まれているエントリが6個のみである場合、EPM自動化は最初の6人のユーザーに対してそれらのエントリを使用します。次の4人のユーザーに対して、EPM自動化br_input_file.csvの最初の4個のエントリを再利用します。

入力ファイル内のエントリの数が、ユース・ケースに指定されたユーザーの数を超える場合、EPM自動化は入力ファイルの最後の余分なエントリを無視します。