snapshotCompareReport

2つのスナップショットを比較し、スナップショットに含まれる計算ルールとルールセットおよびデータ・フォームの差異を識別するスナップショット比較レポートを作成します。

レポートには、ルールおよびフォームの定義の差異が表示されます。また、一方のスナップショットに、もう一方のスナップショットに存在するルール、ルールセットまたはフォームが含まれているかどうかも識別します。ルールセットの差異は、ルールセットに含まれるルールに基づいて識別されます。生成されるレポートには、キューブまたはディメンションのプロパティの差異はレポートされないことに注意してください。

  • 環境の最近のパフォーマンスの低下。以前のスナップショットと現在のスナップショットを比較して、パフォーマンスの低下を引き起こした可能性のある差異を確認できます。
  • 機能の動作またはパフォーマンスが同一であると予想される2つの環境間で、動作またはパフォーマンスに差異があります。この場合、2つの環境のスナップショットを比較して、これらの差異を理解できます。
  • いくつかのルールまたはフォームが環境から消失した疑いがあります。このレポートを使用して、以前存在していたアーティファクトと現在のアーティファクトを比較します。

適用対象

Planning、Planningモジュール、フリーフォーム、Financial Consolidation and Close、Tax Reporting、Enterprise Profitability and Cost Management、Strategic Workforce PlanningおよびSales Planning。

必要な役割

サービス管理者

使用方法

epmAutomate snapshotCompareReport SOURCE_SNAPSHOT TARGET_SNAPSHOT [reportName=REPORT_NAME.html]。ここで:

  • SOURCE_SNAPSHOTは、比較対象のスナップショットの名前です。レポートには、このスナップショットのルールおよびフォームの差異に関するデータが含まれます。
  • TARGET_SNAPSHOTは、比較するスナップショットの名前です。

    Note:

    • スナップショット名は、.ZIP拡張子の有無にかかわらず指定できます。
    • 環境に両方のスナップショットが存在している必要があります。uploadFile、copyFromObjectStorageまたはcopySnapshotFromInstanceコマンドを使用して、それらを環境にアップロードします。
  • REPORT_NAME (オプション)は、レポート・ファイルの名前です。デフォルトのレポート名はSnapshotCompare.htmlです。

    downloadFile コマンドを使用して、レポートをダウンロードします。

例

  • epmAutomate snapshotCompareReport "Artifact Snapshot" Backup_22-09-08.zip reportName=Snapshot_Diffs.html
  • epmAutomate snapshotCompareReport backup_snapshot_22-Aug-08.zip backup_Snapshot_22-Sep-08.zip reportName=Sep_22_snapshot_compare_report.html