例: Intersect関数とExcept関数の組合せ

Intersect関数は、2つのメンバーの選択を組み合せます。Exclude関数は、選択からメンバーを除外します。

これらの関数を組み合せて結果を絞り込むことができます。この例では、「'Balance Sheet'の子孫」「レベル1」交差から、「'Total Equity' (250000)の子孫」除外する関数を作成します。

図9-1 Except関数


次に説明されているexcept関数のパラメータを示しているスクリーンショット
  1. メンバーを選択することで開始し、関数ボタンをクリックして「すべての関数の表示」を選択します。

  2. Except関数を選択します。

  3. 「パラメータ」パネルで、「メンバー・セット1」の横にあるメンバー・セレクタをクリックします。図9-1は、メンバー選択ボタンが強調表示されたExcept関数を示しています。

    これにより関数ビルダーの2つ目の繰返しがオープンし、Except関数の内側にIntersect関数をネストできるようになります。

  4. Intersectを選択し、「メンバー・セット1」に「BalanceSheetの子孫」、「メンバー・セット2」に「レベル1」を入力します。

    図9-2 Intersect関数


    現在のステップで説明されているintersect関数を示しているスクリーンショット
  5. 「選択」「OK」の順にクリックします。

  6. 「メンバー・セット2」に、「25000の子孫」と入力します。

図9-3 Except関数とIntersect関数の結果


次に説明されている関数の結果を示しているスクリーンショット

図9-3は、結果を示しています。返された結果には、貸借対照表の資本合計の子孫を除いた貸借対照表のレベル1の子孫のすべてが含まれています。