レポートでのノート・テキスト関数の挿入

ノート・マネージャでノート・フォーマットを作成し、レポートで名前付きPOVを作成した後、テキスト・ボックスまたはテキスト行、列あるいはセルにノート・テキスト関数も挿入できます。条件付きテキスト定義でノート・テキスト関数を挿入することもできます。

ノート・フォーマットおよび名前付きPOVの詳細は、ノート・フォーマットの操作およびレポートでの名前付きPOVの操作を参照してください。

テキスト・ボックス、グリッド・テキスト行、列およびセル、および条件付きテキストの操作の詳細は、次のリンクを参照してください。

ノート・テキスト関数を挿入するには:

  1. テキスト・ボックス、テキスト・セルまたは条件付きテキスト定義のいずれかで関数ボタンを選択します。

  2. 「テキスト関数」で、「関数」ドロップダウン・メニューの「ノート」を選択します。

  3. 必要な名前付きPOVおよびノート・フォーマットを選択し、テキスト関数で使用するノート・テンプレートを選択します。

    「ノート・テンプレート」フィールドを空白のままにして、すべてのノート・テンプレートを使用することもできます。


    「テキスト関数」ダイアログ

    注:

    • ノート・フォーマットがリストされていない場合、ノート・マネージャのノート・フォーマット・マネージャで作成する必要があります。詳細は、ノート・フォーマットの操作を参照してください。

    • 名前付きPOVがリストされていない場合、レポートの名前付きPOVマネージャで作成する必要があります。詳細は、レポートでの名前付きPOVの操作を参照してください。

    • レポートの編集中にノート・フォーマット・マネージャに簡単にアクセスするには、処理メニューおよび「ノート・フォーマット・マネージャ」を選択します。
  4. 「選択」をクリックして「ノート」テキスト関数を挿入します。

例11-6 テキスト・ボックスのノート・テキスト関数のレビュー

次の例は、レポートのテキスト・ボックスに挿入される名前付きPOV、ノート・フォーマットおよびテキスト関数を示しています。

「Segments」および「Fiscal Calendar」ディメンション、およびそれぞれのメンバー選択があるSample_Report1_Named_POVs。残りのディメンションは、選択が必要ではないためディメンション・レイアウトから除去されました。


ディメンションおよび序数パラメータ

それぞれ「Segments」および「Fiscal Calendar」ディメンションを参照する序数パラメータ"1"および"2"を持つNotePOVDimensionおよびNotePOVMemberLabelテキスト関数があるNote Format 1


ノート・フォーマット

Sample_Report1_Named_POVsSample Note Format 1およびPerformance Summaryノート・テンプレートが選択されたテキスト関数セレクタ。


テキスト関数セレクタ

テキスト・ボックスに挿入されたノート・テキスト関数:

Notes("Sample_Report1_Named_POVs", "Note Format 1", "Performance Summary")

結果のレポート・プレビューは、ユーザーの「メンバー・ラベル」プリファレンスが「別名」に設定されているので、NotePOVMemberLabel関数が「Segments」および「Fiscal Calendar」メンバーのメンバー別名を返します。


レポート・プレビュー