行のプロパティ

行のプロパティ・アイコン行のプロパティ

行のプロパティは行全体に影響します。プロパティを表示する行を選択するには、行ヘッダーをクリックする必要があります。行のプロパティを使用して、行の高さ、繰返しの見出しおよび抑制設定に対するデフォルトのグリッド設定を上書きします。

行のプロパティを使用して次を編集します:

Table 4-3 行のプロパティの確認

プロパティ名 摘要

高さ

行の高さについては、次のいずれかを実行できます。

  • デフォルトのグリッド行の高さを使用

  • 固定の行の高さを指定

  • 最小の行の高さを指定(高さは結果コンテンツにあわせてサイズが自動変更されます)

表示

行を表示するか非表示にします

行バンディング

「行バンディング」には、設定可能な3つのプロパティ設定(「グリッド設定(オフ)」、「オン」、「オフ」)があります。デフォルトは「グリッド設定(オフ)」です。

前に改ページ

行の前に改ページを挿入します。

繰り返しの見出し

HTMLおよびPDFプレビューの行見出しで、列ヘッダーとデータ行の間にテキスト行またはセパレータ行(あるいはその両方)を繰り返し挿入する必要がある場合は、「繰り返しの見出し」プロパティを使用できます。有効にした場合(デフォルトで「繰り返しの見出し」「いいえ」に設定):

  • PDFプレビューでは、改ページの後、常にこのプロパティが有効化された行が行見出しに含まれます。

  • HTMLプレビューでは、すべての見出し行とともにテキスト行またはセパレータ行が常に挿入されます。

ノート:

このプロパティは、行の先頭に表示されるテキストおよびセパレータ列の行のプロパティにのみ適用されます。このプロパティは、1つ以上のデータ行または式行の後に表示されるテキスト行またはセパレータ行には、一切適用されません。

末尾文字

データ行および式行については、末尾文字(ドット、破線、アンダースコアまたはカスタム)をヘッダー・ラベルの末尾に表示して行ヘッダーの幅が拡張されるようにできます。末尾文字を有効にして指定するには、1つ以上のデータ行または式行を選択し、行のプロパティで、「末尾文字」プロパティを「. (ドット)」「- (破線)」「_ (アンダースコア)」または「カスタム」に設定します。デフォルト設定は「なし」です。

ノート:

  • 「末尾文字」プロパティはテキスト行やセパレータ行には適用されません。

  • 行に複数のディメンションが存在する場合、末尾文字は、最も内側のディメンションにのみ表示されます。

  • カスタムの末尾文字の使用は、現在オプションです。レポート・パッケージで使用されるレポートの場合、ユーザーは事前定義済の末尾文字のいずれかを使用する必要があります。

ノート・テンプレート

Narrative Reportingデプロイメントでは、「ノート行」に対して「ノート・テンプレート」を選択します。

詳細は、「ノート・エントリの許可プロパティの設定」を参照してください。

抑制

  • ゼロ値

  • データなし

  • アクセス権なし

  • エラー

行のデータ・セルについて、ゼロ、値がない、エラーおよびアクセス権なしのセルを抑制するかどうかを選択します。