EPM CoEのロードマップを計画します。これにより、時間をかけて段階的に更新を行い、CoEの進捗状況とイノベーションの速度を追跡できます。
次の図は、Cloud EPMへの独自の移行過程を定義する場合に役立つEPM CoEロードマップの例を示しています。次のようにすることがベスト・プラクティスです:
できるだけ多くのCloud EPMプラットフォーム機能を利用します。1 つの例として、勘定科目の照合に必要な作業があります。経営者、監査者などは、少なくともすべての貸借対照表勘定が期間ごとに正確に照合されていることを確認します。組織が複数の国および業界で事業を展開している場合は、適用される会計基準に従って何千もの貸借対照表勘定を照合することがあります。これをすべて、Account Reconciliationと呼ばれる単一の集中管理型Cloud EPMプロセスで完了することができます。もう1つの例はタスク・マネージャで、これにより、ビジネス・プロセスの自動化、ステータスの追跡、通知やアラートの提供、ビジネス・プロセス・ステータス・ダッシュボードのモニターなどが可能になります。
ここで説明されているように、さらに分析してEPMの使用を強化します。
EPM CoEロードマップの例
この例は、CoEが初期ビジネス・プロセスと機能(図ではプラス記号+で示される)の実装をどのように決定するかを示しています。その後、時間の経過に応じて、組織に役立つ追加のビジネス・プロセスと機能の導入を計画します。

その他の提案:
Cloud EPMの変革を続行する際、組織内で、独自のプランニング・プロセスを持つ部門やチームが多くある場合は、これらのプロセスが財務から頻繁に切断されることに留意してください。エンタープライズ全体のプランニングの接続および改善の方法についてさらに学習するには、フリーフォームの説明を読む、およびフリーフォーム・ライブラリを確認するようにしてください。
ロードマップがCloud EPMに合致していることを確認するには、Cloud EPMロードマップ情報を要求します。
Cloud EPMビジネス・プロセスの運用を開始した後は、Cloud EPMロードマップを継続的に確認し、ユーザー・ベースからの拡張要求と照合することによって、成果物のロードマップを維持することが重要です。Cloud EPMは継続的に新機能を提供しており、それらを活用しないと投資収益率が低下する可能性があります。
月次更新で最新情報を入手することがベスト・プラクティスです。組織にとって月次更新が正常に機能することを確認するためのテスト戦略を作成します。
詳細は、通常業務トピックを参照してください。