1つのメタデータ・アプリケーションに対してバッチを作成し、すべてのメタデータ・アプリケーションのルールをその同じバッチに含めることができます。この方法では、すべてのディメンションを1つのバッチからロードすることができ、それを1回のステップで実行できます。
メタデータのバッチ定義を操作するとき、別のターゲット・アプリケーションからのデータ・ロード・ルールを含むバッチを作成することもできます。これは、データおよびメタデータをロードするバッチを作成する際に役立ちます。(この場合、メタデータはフラット・ファイルからロードされます。詳細は、メタデータの統合を参照してください。)
また、複数のバッチをまとめたバッチ、つまり、メタデータ用の1つのバッチおよびデータ用の別のバッチを含むマスター・バッチを作成することもできます。この方法を使用すると、ターゲット・アプリケーション名を選択する必要はありませんが、ターゲット・アプリケーションのないマスター・バッチは移行できないことに注意してください。
注:
バッチ定義を作成できるのは管理者のみです。
バッチ定義を追加するには:
「設定」タブの「バッチ」で、「バッチ定義」を選択します。
「バッチ定義」サマリー・セクションで、「追加」をクリックします。
「バッチ定義」サマリー・グリッドで空白の「名前」フィールドおよび「ターゲット・アプリケーション」フィールドを使用して、バッチ名または検索対象のターゲット・アプリケーションを入力します。
「バッチ定義」の詳細セクションで、「定義」タブを選択します。
「名前」に、バッチ定義の名前を指定します。
名前には、英数字またはアンダースコアしか使用できません。空白や他の文字を入力しないでください。
「ターゲット・アプリケーション」から、ルート・ターゲット・アプリケーションの名前を選択します。
たとえば、"Vision"が基本アプリケーションで、"Vision - Account"と"Vision - Entity"がメタデータ・アプリケーションであるとします。"Vision - Account"をバッチのターゲット・アプリケーションに選択すると、"Vision - Account"と"Vision - Entity"の両方のアプリケーションに関連付けられているすべてのルールが表示されます。
「タイプ」から、バッチ定義のタイプを選択します。
メタデータのバッチ定義で使用可能なオプションは次のとおりです:
「実行モード」から、バッチ処理方法を選択します。
シリアル - ファイルは順に処理され、1つのファイルのプロセスが完了するまで、次のファイルのプロセスは開始されません。
並列 - ファイルは同時に処理されます。
注:
並列モードでは、ファイルはロケーションごとにグループ化されません。オプション: 「説明」フィールドで、バッチ定義の説明を入力します。
「保存」をクリックします。
オプション: 「バッチ・グループ」で、バッチに関連付けるバッチ・グループを選択します。
詳細は、バッチ・グループの追加を参照してください。
「保存」をクリックします。
「タイプ」フィールドから「データ」を選択した場合は、空白の「ルール名」および「ジョブ・シーケンス」フィールドが表示されます。
「タイプ」フィールドから「バッチ」を選択した場合は、空白の「バッチ名」および「ジョブ・シーケンス」フィールドが表示されます。
バッチでデータをロードする場合は、「ルール名」で、バッチ定義に追加するメタデータ・アプリケーションのデータ・ロード・ルール名を指定します。
メタデータ用の1つのバッチおよびデータ用の別のバッチを含む、複数のバッチをまとめたバッチを作成する場合は、「バッチ名」で、バッチ定義に追加するバッチのバッチ名を選択します。
「ジョブ・シーケンス」で、データ・ロード・ルールのバッチを実行する順序を指定します。
「保存」をクリックします。
バッチ定義パラメータの詳細は、バッチ定義の操作を参照してください。
バッチの実行の詳細は、バッチの実行を参照してください。