Oracle NetSuiteデータ・ソースのインポート・フォーマットの追加

NSPB Sync SuiteAppの保存された検索はデータ・ソースとして格納され、インポート・フォーマットを使用して、そのデータ・ソースとOracle Enterprise Performance Management Cloudのターゲット・アプリケーションのディメンションとの間の統合マッピングを設定できます。

データ・ソース・アプリケーションによって生成されたファイルは、単一列数値や複数列データなど、サポートされるフォーマットのどれでも可能です。

Oracle NetSuiteデータ・ソースを選択すると、データ管理によってソースとターゲットの列に自動的に移入されます。

インポート・フォーマットは、次の3つのセクションで構成される「インポート・フォーマット」画面で操作します:

  • インポート・フォーマットのサマリー - ソースおよびターゲット・アプリケーションに関連する一般的な情報を表示します。

  • インポート・フォーマットの詳細 - インポート・フォーマット情報を追加して保持できます。

  • インポート・フォーマット・マッピング - インポート・フォーマット・マッピング情報を追加して保持できます。

インポート・ファイルにあるNSPB Sync SuiteAppの保存された検索データ・ソース列またはフィールドを、EPM Cloudアプリケーションのディメンションにマップします。

インポート・フォーマットをOracle NetSuiteソースに追加するには:

  1. 「設定」タブの「統合設定」で、「インポート・フォーマット」を選択します。

  2. 「インポート・フォーマット」サマリー・タスク・バーで、「追加を選択します。

    「インポート・フォーマット」画面の上部グリッドに、行が追加されます。

  3. 「名前」に、インポート・フォーマットのユーザー定義の識別子を入力します。

    このインポート・フォーマットにマッピングが作成された後で、このフィールドの値を変更することはできません。

  4. 「説明」に、インポート・フォーマットの説明を入力します。

  5. 「ソース」で、NSPB Sync SuiteAppの保存された検索をドロップダウンから選択します。
  6. 「ターゲット」で、EPM Cloudターゲット・アプリケーションを選択します。
  7. 「ファイル・タイプ」で、インポートするファイルのフォーマットを選択します。

    使用可能なファイル・フォーマット:

  8. 「ドリル・スルーURL」で、ドリル・スルーに使用する検索タイプ条件を入力します。

    たとえば、次のように指定できます。

    Searchtype=Transaction&searchid=customsearch_nspbcs_trial_balance&Transaction_ACCOUNT=$ATTR1$&Transaction_POSTINGPERIOD=$ATTR2$&Transaction_DEPARTMENT=$ATTR5$&Transaction_CLASS=$ATTR4$&Transaction_INTERNALID=$ATTR3$&Transaction_POSTING=T&

    詳細は、Oracle NetSuiteへのドリル・スルー・パラメータの定義を参照してください。

    ここでドリル・スルーURLの詳細コンポーネントを指定するとき、ソース・システムにドリル・スルーのサーバー・コンポーネントも設定する必要があります。Oracle NetSuiteへのソース接続の構成も参照してください。

  9. 「マッピング」セクションで、ソース列をディメンションにマップします。

    イメージは「インポート・フォーマット」画面の「マッピング」セクションを示します。

  10. オプション: 「式」で任意のインポート式を追加します。

    データ管理には、ほとんどすべてのファイルをデータ管理データベースに読み込んで解析できる、一連の強力なインポート式が用意されています。フィールドの「式」列に高度な式を入力します。インポート式は、インポート・ファイルから読み込まれた値を演算します。

    詳細は、インポート式の追加を参照してください。

    データ・ドライバのインポート・フォーマット追加の詳細は、データ・ドライバに対するインポート式の追加を参照してください。

  11. 「保存」をクリックします。