役割レベルのセキュリティ

データ管理のセキュリティでは、サービス管理者とパワー・ユーザーは、役割という概念を使用してユーザー・インタフェース機能へのユーザー・アクセスをカスタマイズできます。役割とは、機能へのアクセス権をユーザーに付与する権限です。データ管理では、特定の要件を集約および調整したデフォルトの役割が機能に割り当てられます。機能が役割が割り当てられた後は、ユーザーをApplication Managementでプロビジョニングすると、対応する役割がそれらのユーザーにマップされます。ユーザーに役割を付与するプロセスの詳細は、『Oracle(R) Enterprise Performance Management Systemユーザーおよび役割セキュリティ・ガイド』を参照してください。

役割レベルのセキュリティを追加するには:

  1. 「設定」タブの「構成」で、「セキュリティ設定」を選択します。
  2. 「セキュリティ設定」で、「ユーザー・インタフェース」タブを選択します。
  3. 「役割」で、アクセスを割り当てる役割カテゴリを選択します。

    役割のカテゴリによって、選択された役割に関連付けられる機能の表示が決まります。役割のリストを次に記載します。

    画面は役割のセキュリティ・オプションを示します。
  4. 「レポート」タブまたは「バッチ」タブのいずれかを選択します。
  5. 「選択」で、役割に割り当てる関数を選択します。

    役割セキュリティのレポート・グループへの割当ての詳細は、レポート・セキュリティの定義を参照してください。

    役割セキュリティのバッチ・グループへの割当ての詳細は、バッチ・セキュリティの定義を参照してください。

  6. 「保存」をクリックします。

表2-7 役割と説明

役割 説明
統合の作成 データ管理のメタデータ・ルールおよびデータ・ロード・ルールを作成します。
統合の実行 データ管理のデータ・ルールを実行し、ランタイム・パラメータを設定します。トランザクション・ログを表示できます。