人数プランニングの有効化

「戦略要員」を有効化した場合、「需要プランニング」および「供給プランニング」は自動的に有効化されます。次の機能から選択します:

  • 従業員デモグラフィクス - 退役軍人ステータス、性別、年齢層などの従業員属性を分析する場合に選択します。「従業員デモグラフィクス」を使用する場合は、初めて機能を有効にするときに選択する必要があります。「従業員とジョブ」の粒度でのみ使用できます。
  • 需要プランニング - 企業目標に沿ったカスタム需要ドライバに基づいて、戦略的ジョブの長期需要を参照できます。需要ドライバの例として、収益、製造単位、処理済請求などがあります。

    需要ドライバは業界ごとに異なるため、Strategic Workforce Planningには事前定義済の需要ドライバは含まれていません。かわりに、「需要ドライバ」構成タスクを使用して、必要な数だけ構成します。需要ドライバは、手動で追加またはインポートできます。

    「需要プランニング」の一環として、次のものを有効にすることもできます:

    • 需要ドライバのスケーリング係数 - プランナは、時間の経過に伴う効率の変化を考慮して需要プランニングをスケーリングできます。つまり、同じ人数でより多くを達成できます。「需要スケール」を設定すると、プランナは同じ率を使用して必要なリソースを増やさずに需要ドライバを増加できます。たとえば、将来的にはコール・センターのオペレータが熟練するため、より多くの電話を処理できると予想します。需要FTEのスケーリングを参照してください。

      「需要ドライバのスケーリング係数」が有効になっていても、フォームにスケーリング係数データが入力されていない場合は、需要計算で100%が仮定されます。

    • 予想生産性向上係数 - プランナは、需要スケールの生産性を上回るFTEの生産性に対する影響を考慮できます。たとえば、プロセスを改善するか生産性を向上させるテクノロジを購入し、需要FTEに対する影響を削減することを計画します。おそらく、新しい自動化システムは生産性を昨年よりも5%向上させると予想されます。「予想生産性」を前年の比率の5%に設定した場合、2倍の電話数の需要を満たすのに前年の比率の95%しか必要ありません。需要FTEでの生産性変化の係数化を参照してください。

  • 供給プランニング - 減員ドライバを使用して要員の供給をアセスメントできます。たとえば、年齢層別減員「ジョブ別減員」などのドライバを使用して要員をアセスメントできます。「年齢ベースの退職」を有効にした場合、供給計算では減員計算で年齢ベースの退職を考慮できます。退職は従業員に固有であるため、このオプションは「従業員とジョブ」の粒度レベルでのみ使用できます。
  • スキル・アセスメント - スキル能力を分析およびプランニングできます。追加できるスキルの例: プロジェクト管理またはJavaコーディング。スキルは従業員に固有であるため、このオプションは「従業員とジョブ」の粒度レベルでのみ使用できます。
  • 平均報酬 - ジョブの供給と需要の報酬計算を平均報酬レートに基づいて行えます。レートはロードまたは指定できます。平均報酬に給与、追加の所得、福利厚生および税金が含まれるかどうかを定義できます。

    供給と需要の報酬計算を正しく行うには、ジョブの平均報酬レートを通貨なしメンバーにインポートします。