「需要ドライバ・データ」タブで、需要計算ロジックと各年の需要ドライバの値を設定します。
需要FTEを計算するドライバの計算ロジックを設定するには:
「需要ドライバ・データ」をクリックし、「計算ロジック」で次のいずれかを選択します:
前年の比率: 需要は前年の需要率に基づき、「需要ドライバのスケーリング係数」が有効でスケーリングが設定されている場合に「需要スケール」値を適用します。計算ロジックが指定されていない場合は、「前年の比率」が適用されます。需要FTEのスケーリングおよび需要FTEでの生産性変化の係数化を参照してください。
需要 = ドライバ / 比率: ドライバを比率で除算することで需要を導出します。たとえば、収益の$5百万ごとに、1パートナが必要です。
需要 = ドライバ * 比率: ドライバに比率を乗算することで需要を導出します。たとえば、処理単位とコストを乗算します。
カスタム: 動的に計算されたメンバー需要FTEカスタムにカスタム・メンバー式を使用して需要を導出します。事前定義済の計算ロジックがニーズに適合しない場合、管理者はディメンション・エディタを使用してカスタム・メンバー式を作成できます。
たとえば、需要FTEを52として返す単純なメンバー式を次に示します:
IF ("OWP_Calculation Logic"->"OWP_Headcount Driver"->"No Year"->"Begbalance" == [OWP_Demand_CalcLogic.Custom]) "OWP_Demand FTE"->"No Property" = 52; ENDIF;
注:
メンバーがフォームで使用されているため、式のOWP_Demand FTE勘定科目メンバーを参照してください。メンバー需要FTEカスタムは式で使用されていません。また、式が適切で、パフォーマンスに影響しないことを確認してください。
「需要単位」で、需要単位(保険証券の数や収益単位の数など)を入力します。
「前年の比率」計算ロジックを使用する場合は、「需要スケール」に値を入力して、計算された需要FTEを増減します。
管理者がオプション「需要ドライバのスケーリング係数」を有効にした場合は、「需要スケール」を使用して、時間の経過に伴う生産性の変化を考慮して需要プランニングをスケーリングできます。FTEの将来の需要の計算では、需要スケールは比率の指数として自然対数を考慮します。「需要スケール」値を入力しない場合、需要は需要ドライバの100%と仮定されます。需要ドライバがエンティティとジョブのどちらに基づくかにかかわらず、需要スケールはエンティティのすべてのジョブに適用されます。ドライバの計算ロジックが「前年の比率」に設定されていない場合に「需要スケール」に値を入力すると、値は需要計算に影響しません。(カスタム計算ロジックは、式の定義方法によってはこのルールの例外になることがあります。)需要FTEのスケーリングを参照してください。
「予想生産性」に値を入力して、FTE計算をさらに精緻化します。
管理者が「予想生産性向上係数」を有効にした場合は、「予想生産性」の値を設定してFTE計算を調整できます。選択された計算ロジックに関係なく、「予想生産性向上係数」が有効で値が入力されている場合は、「予想生産性」が需要FTE計算で考慮されます。需要FTEでの生産性変化の係数化を参照してください。