Average
は、数値、行、列またはセルの集合の平均を戻す算術関数です。Average
では、平均を求めるときに#missingセルと#errorセルは除外されます。
注:
欠落値は、その値が抑制されるかどうかにかかわらず計算には含まれません。
構文:
Average(arguments)
または
Avg(arguments)
ここで、arguments
は次の1つまたは複数の値です。
引数 | 説明 |
---|---|
数値 |
数値。たとえば、 数値には、小数と負数も使用できます。数値引数を参照してください。 |
行、列またはセルの参照 |
グリッド内の行、列またはセルへのポインタ。たとえば、 参照の指定にはいくつかの方法があります。参照構文は、 |
関数 |
埋込み関数。 算術関数を参照してください。 |
例:
値20を戻します。
Avg(10,30,20)
3つの集約行に含まれるすべての数値の平均を戻します。
Average(row[1],row[6],row[8])
3つの集約列E、G、Iの平均値を求めます。(まず、各列の平均値を求め、その3つの値を平均します。)
Avg(column[E]avg,column[G]avg,column[I.avg)
現在のグリッドのEとグリッド2のEの2つの列の平均を計算します。(この計算には、すべての展開される列が含まれます。)
Avg(column[E],grid2column[E])
集約行3の平均値を求め、その値を100で割ります。
Avg(row[3])/100