AverageA

AverageAは、数値、行、列またはセルの集合の平均を戻す算術関数です。AverageAの計算には、#missingおよび#errorのセルも含まれます。これらのセルは、平均を求める際にゼロ値として処理されます。

注:

#missingのセルと#errorのセルは、抑制されていない行または列にある場合にのみ、計算に含まれます。

構文:

AverageA(arguments)

または

AvgA(arguments)

ここで、argumentsは次の1つまたは複数の値です。

引数 説明

数値

数値。たとえば、AverageA(10,20,30)は、値20を戻します。

数値には、小数と負数も使用できます。数値引数を参照してください。

行、列またはセルの参照

グリッド内の行、列またはセルへのポインタ。

参照の指定にはいくつかの方法があります。参照構文は、GridName.GridElement[segment(range)].Propertyです。行、列またはセルの参照引数を参照してください。

たとえば、AvgA(Grid1.row[4(3:5)]は、グリッド1、行セグメント4、3から5までの範囲の平均値を戻します。

関数

埋込み関数。

算術関数を参照してください。

例:

グリッドに値10、20、30、および#errorのある4つの行がある場合、5行目の次の式は値15を戻します。

AverageA([1:4])