環境の役割の割当レポートの表示

サービス管理者またはアクセス制御 - 管理のアプリケーション役割を持つユーザーは、役割の割当レポートを使用して、事前定義済役割(太字)およびアプリケーション・レベルの役割を通して割り当てられた、すべてのユーザーのアクセス権を確認します。このレポートには、事前定義済役割が割り当てられているすべてのアクティブ・ユーザーが表示されます。非アクティブ化されたユーザーは、このレポートに反映されません。

継承された役割は、継承上の情報と同様に、ユーザーごとに1行で表示されます。たとえば、ユーザーJohn DoeUser事前定義済役割が割り当てられており、Userが、Planningアプリケーション役割のApprovals - Administratorが割り当てられているexampleグループのメンバーであると想定します。このシナリオでは、役割の割当レポートにJohn Doeの役割割当て情報の一部として次が表示されます。:

Approvals - Administrator (example->User).

OCI (Gen 2)環境では、IDCSグループに事前定義済役割が割り当てられている場合、役割の割当レポートには、そのグループのすべてのユーザーに直接割り当てられている事前定義済役割が表示されます。事前定義済役割に組み込まれるアプリケーション役割、またはユーザーに割り当てられているアプリケーション役割のコンポーネント役割はリストされません。このような詳細情報が表示されたレポートが必要な場合は、provisionReport EPM自動化コマンドを使用してレポートのクラシック・バージョンを生成できます。
環境に対する権限があるユーザー数を表示するサンプルの役割の割当レポート

役割の割当レポートはCSVファイルとしてエクスポート可能であり、これはMicrosoft Excelなどのプログラムを使用して開いたり、コンピュータに保存することができます。CSV形式の役割の割当レポートでは、役割の割当てごとに1行が使用されます。
CSV形式のサンプルの役割の割当レポート

役割の割当レポートを開くには:

  1. アクセス制御を開きます。アクセス制御のオープンを参照してください。
  2. 「役割の割当レポート」をクリックします。
    役割の割当レポートが表示されます。
  3. オプション: レポートをフィルタして次を表示します。
    • 特定のユーザーの役割割当て。ドロップ・ダウン・リストから「ユーザー」を選択し、部分検索文字列を入力します。検索機能の使用手順は、検索の使用を参照してください。
    • 特定の役割に割り当てられたユーザー。ドロップ・ダウン・リストから「役割」を選択し、部分役割名を入力します。検索機能の使用手順は、検索の使用を参照してください。

      注:

      ユーザーは多くの役割に割り当てられる場合があります。そのような場合、特定の役割についてフィルタしている場合でも、レポートにはユーザーのすべての役割がリストされます。
    役割の割当レポートが表示されます。デフォルトで、レポートは「ユーザー・ログイン」値と、その後「役割」のアプリケーション役割(役割による検索の場合)でソートされます。事前定義済役割は太字フォントで表示されますが、アプリケーション役割は太字以外のフォントで表示されます。
  4. オプション: 「CSVにエクスポート」をクリックして、レポートをCSVファイルにエクスポートします。現在表示されているレポートからの情報のみがCSVにエクスポートされることに注意してください。