Smart Viewでのダウンロードされたブックの操作

Oracle Smart View for Officeでダウンロードされたブックを操作するには:
  1. Smart Viewへのブックのインポートのステップを実行します。

    ブックがSmart Viewにインポートされると、Figure 11-7に示すように「ブック」リボンが表示されます。

  2. 「目次」タブ(Figure 11-7)にあるリンクをクリックして、ブックに格納されたレポートを表示します。

    各ワークシート・タブは、Smart Viewにインポートおよびダウンロードされたブックの一部であるレポートです。

    「目次」タブの後にあるワークシート・タブをクリックして、ブック内の様々なレポートを表示することもできます。

    Figure 11-8は、レポートが格納されたワークシートの例を示しています。

    Figure 11-8 「ブック」リボンおよびExcelにダウンロードされたブックに格納されたレポートの例


    「ブック」リボンおよびExcelにダウンロードされたブックの目次ページとワークシート・タブの例
  3. 現在のブックのPOVを変更するには:
    1. 「ブック」リボンの「POVの編集」ボタンをクリックします。


      「POVの編集」ボタン
    2. 「POVの選択」ダイアログで、各ディメンションについてドロップダウン・リストから選択を行い、「OK」をクリックします。

    次の例では、「POVの選択」ダイアログで、「セグメント」および会計カレンダの各ディメンションについて選択が行われています。


    2つのディメンションとドロップダウン・リスト・ボックスが表示された「POVの選択」ダイアログ。ここで、各ディメンションについてドロップダウン・リストからメンバーを選択します。

    レポートのディメンションに対して別名が指定されている場合は、「POVの選択」ダイアログのドロップダウン選択リストに、メンバーの別名が表示されます。次の例では、「セグメント」ディメンションのPOVを変更すると、製品コードではなく「セグメント」のメンバーの別名が表示されます:


    2つのディメンションとドロップダウン・リスト・ボックスが表示された「POVの選択」ダイアログ。ここで、各ディメンションについてドロップダウン・リストからメンバーを選択します。

    ブック・デザイナがメンバー選択を有効にした場合は、ドロップダウン・リストで「選択」オプションを選択して「メンバー選択」ダイアログを起動します。次に例を示します:

    「POVの選択」ダイアログで、「メンバー選択」ダイアログを起動する「選択」オプションが強調表示されています

    前述の「選択」オプションを選択すると、「メンバー選択」ダイアログが表示されます。この例では、ブック・デザイナが「会計カレンダ」ディメンションのすべてのメンバーにアクセスを提供することを選択しており、「Q1」が選択されています:

    POVディメンションに「Q1」が選択されている「メンバー選択」ダイアログ

    メンバーを選択した後、「OK」をクリックして「メンバー選択」ダイアログを閉じ、次に「POVの選択」ダイアログで「OK」をクリックします。

    新しく選択したPOV値を使用したリフレッシュ操作が進行中であることを通知するメッセージが表示されます。メッセージの「OK」をクリックします。「ジョブ・コンソール」に新しいジョブ行が表示されます。ジョブのステータスを確認し、ジョブの完了後にブックをダウンロードできます。新しくダウンロードされたブックには、新しいPOV値を反映した更新済の結果が表示されます。

  4. ブックのプロパティを表示するには、「ブック」リボンで「検査」をクリックします。

    「検査」ボタン

    「ブック・プロパティ」ダイアログが、ブックのプロパティおよびブックのPOV選択とともに表示されます。


    POVが表示された現在のレポートの「ブック・プロパティ」ダイアログ。その他のプロパティは、ブック名、場所、作成者、作成日および変更者です。

    「OK」をクリックして「ブック・プロパティ」ダイアログを閉じます。

    Note:

    Smart Viewでは、「場所」のパス情報には、Smart Viewが異なる言語に設定されている場合でも、常にWebアプリケーションで設定された言語が表示されます。たとえば、Webアプリケーションにおいて、「ユーザー・プリファレンス」「全般」タブの「言語」オプションが日本語に設定され、かつSmart View「オプション」ダイアログの「詳細」タブの「言語」オプションがフランス語に設定されている場合、「ブック・プロパティ」ダイアログの「場所」フィールドのパス情報は日本語として表示されます。

    ベスト・プラクティスとして、Smart View「オプション」「言語」設定を、Webインタフェースの「ユーザー・プリファレンス」「言語」設定と一致させることをお薦めします。

  5. 現在選択されているレポートをリフレッシュするには、「ブック」リボンで「リフレッシュ」をクリックします。

    「リフレッシュ」ボタン

    「リフレッシュ」コマンドは、ビジネス・プロセスでデータが変更された場合に使用します。たとえば、Planningデータに変更が加えられた場合です。