Smart Viewへのブックのインポート
ブックのインポートを開始するには、その前に、Smart Viewでの「EPMブック」パネルの起動で説明されているように、データ・ソースに接続して、「EPMブック」パネルを起動しておく必要があります。
- 「EPMブック」パネルのブックのリストで、インポートするブックの横にある
をクリックします。
をクリックすると、インポート・プロセスが開始されます。インポートするブックごとに、ブック・パネルの「ジョブ・コンソール」ペインに行が追加されます。
Figure 11-6は、「ジョブ・コンソール」に3つのジョブがあるブック・パネルを示しています。1つは「完了」ステータスで、2つは「開始済」ステータスで進行中です。パネルは「ジョブ・コンソール」のすべての列が表示されるように拡張されています。
Figure 11-6 「ジョブ・コンソール」にジョブが表示された「EPMブック」パネル
Note:
Webアプリケーションで、レポート(Narrative Reportingのレポート)のユーザー・プリファレンス「POVのプレビュー」が選択されていて、ブック定義にPOVが含まれている場合は、インポート・プロセスを開始する前にPOVメンバーを選択するように求められます。POVのメンバーを選択する手順については、次のステップを参照してください。
- 前のステップでPOVのメンバーを選択するように求められた場合: 「POVの選択」ダイアログで、各ディメンションについてドロップダウン・リストから選択を行い、「OK」をクリックします。
次の例では、「POVの選択」ダイアログで、「セグメント」および会計カレンダの各ディメンションについて選択が行われています。
レポートのディメンションに対して別名が指定されている場合は、「POVの選択」ダイアログのドロップダウン選択リストに、メンバーの別名が表示されます。次の例では、「セグメント」ディメンションのPOVを変更すると、製品コードではなく「セグメント」のメンバーの別名が表示されます:
ブック・デザイナがメンバー選択を有効にした場合は、ドロップダウン・リストで「選択」オプションを選択して「メンバー選択」ダイアログを起動します。次に例を示します:
前述の「選択」オプションを選択すると、「メンバー選択」ダイアログが表示されます。この例では、ブック・デザイナが「会計カレンダ」ディメンションのすべてのメンバーにアクセスを提供することを選択しており、「Q1」が選択されています:
メンバーを選択した後、「OK」をクリックして「メンバー選択」ダイアログを閉じ、次に「POVの選択」ダイアログで「OK」をクリックします。
- 「ジョブ・コンソール」で、ジョブ・ステータスをリフレッシュする個々のジョブについて「リフレッシュ」ボタン
をクリックします。
個々のジョブのジョブ・ステータス・アイコンは次のとおりです:
-
—ジョブは進行中です。クリックしてジョブのステータスを更新します。
-
—ジョブは完了しました。クリックしてジョブをダウンロードします。 -
—エラーが発生しました。クリックしてエラー・メッセージを表示します。
「ジョブ・コンソール」に表示されているすべてのジョブのステータスを確認する場合は、「ジョブ・コンソール」の「リフレッシュ」ボタン
をクリックして、すべてのジョブのステータスを取得することもできます。次に、を含む「ジョブ・コンソール」ツールバーのボタンを示します:
-
- 「ジョブ・コンソール」のジョブのリストで、完了したジョブの横にあるをクリックして、Smart Viewにダウンロードします。プロンプトで「はい」をクリックして、ダウンロードを確認します。
Note:
Excelにインポートおよびダウンロードされたブックにはレポートのみが含まれます。挿入されたブックまたはPDFやMicrosoft Wordドキュメントなどのサードパーティのドキュメントは、Excelブックのインポートには含まれません。
ブックおよび「ブック」リボンがExcelに表示され(Excelが事前に実行されていなかった場合でも)、Figure 11-7に示すように、ワークブック内の個々のレポート・シートへのリンクを含む目次シートが生成されます。
Figure 11-7 「ブック」リボンおよびExcelにダウンロードされたブックの目次シートとワークシート・タブの例
