ブロックの作成およびブロック・サイズに関する推奨事項

パフォーマンスを最適化するために推奨されるブロック・サイズは、8 KBから200 KBです。BSOブロック・サイズを最適に保つために、プランニングおよび予測に使用する勘定科目のみをBSOキューブに追加することをお薦めします。可能な場合は、すべてのレポート勘定科目をASOキューブに追加することによって、ASOキューブをレポートに使用します。さらに、ブロック・サイズを合理化するために、子の集約である、密ディメンションの上位レベルすべてを動的計算(非保管)またはラベルのみにすることをお薦めします。

ブロックは、通常、次のアクションに伴って作成されます:

  • データ・ロード
  • DATACOPY
  • 疎の計算(例: AGG or SparseMember = X * X/X;)

疎の計算は、次の場合にトリガーされます:

  • 疎メンバーが等号(=)の左側にある。
  • 式が疎の計算メンバー・ブロック内にある(例: "Budget"("Sales" = "Sales"->"Actual" * 0.95;)。「シナリオ」が疎で、「メジャー」が密であるとする)。

計算コマンドSET CREATEBLOCKONEQまたはSET CREATENONMISSINGBLK、あるいは計算関数@CREATEBLOCKを使用して、ブロックを作成することもできます。

これらの設定は、ごく限定的なFIX文内で、やむを得ない場合にのみ使用することをお薦めします。実行される計算のタイプを変更することによって、このような文の使用を回避できるかどうかをテストして確認してください。

問題が発生した場合は、これらの計算コマンドまたは関数を使用する前に、まず、それがブロックの作成に関連していることを確認してください。問題がブロックの作成に関連しているかどうかを確認するには、ターゲット・ブロックにゼロ(0)を送信した後、計算を再実行します。

ビジネス・ルールの開発では、ブロックの作成に関する問題の原因となっている可能性があるルールをテストする場合は、常に、(#missingを送信したり、clearblockまたはcleardataスクリプトを実行するのではなく)データをクリアして再ロードしてください。