配布の作成、編集および実行は、配布センターの「マネージャ」タブで行います。配布を作成するとき、配布を受け取るユーザーと、そのユーザーが実行できる処理(「表示」、「ダウンロード」または「PDFとしてダウンロード」)を指定しますが、そのユーザーが持つアクセス権は指定しません。ユーザーおよびグループにアクセス権を割り当てる場合は、「アクセス」タブを使用します。つまり、「マネージャ」タブを使用して、誰が配布を受け取るかを定義し、「アクセス」タブを使用して、そのユーザーが何を表示できるかを定義します。
配布の作成
レポート・パッケージから、をクリックして、
配布センターをオープンします。をクリックします。
「プロパティ」で、名前を入力し、オプションで配布の摘要を入力します。
「ロールオーバー回数」で、その配布に対して格納される実行の数を指定します。ユーザーが配布を参照するとき、保存されている任意の実行を選択して表示できます。それぞれの実行には、配布名と増分される番号で構成された名前が付いています(Weekly Distribution 1、Weekly Distribution 2など)。ロールオーバー回数を超えた場合、それより前の実行は削除されます。
「通知詳細」で、通知Eメールの件名とメッセージを入力し、受信者が実行できる処理を指定します。
ブラウザでの表示
ネイティブ書式でのダウンロード
PDFとしてのダウンロード
注:
1つ以上の処理を指定する必要があります。
「受信者」で、をクリックして、ユーザーを配布に割り当てます。
注:
「アクセス」タブを使用して、配布に割り当てるユーザーのアクセス権を指定します。配布へのアクセス権の割当てを参照してください。レポート・パッケージのすべての所有者および参照者には、自動的に配布へのフル・アクセス権が割り当てられます。
「保存」をクリックして、配布を保存します。
配布の実行
配布を実行するには、配布の「処理」列で、をクリックし、「実行」を選択します。
配布を実行すると、配布実行インスタンスが作成され、配布に割り当てたユーザーに通知が送信されます。配布名の横のをクリックすると、実行の結果が表示されます。
ヒント:
「受信者」列に、配布を受信した受信者の数が表示されます。この数字をクリックすると、その配布内の各ユーザーおよびグループが表示されます。
配布実行インスタンスを削除するには、実行の「処理」列で、をクリックし、「削除」を選択します。これによって実行インスタンスは削除されますが、配布定義は削除されません。配布定義そのものを削除する場合は、配布の編集と削除を参照してください。
配布の編集と削除
配布を編集するには、配布の「処理」列で、をクリックし、「編集」を選択して「定義の編集」ダイアログ・ボックスを選択します。編集が完了したら、「保存」をクリックして、配布センターに戻ります。
配布を削除するには、配布の「処理」列で、をクリックし、「削除」を選択します。