開発フェーズの操作

ユーザー、フェーズ、スタイル、ドックレットおよびセクションの準備が整ったら、レポート・パッケージ開発プロセスを開始して、このプロセスがどのように機能するかを確認しましょう。レポート・パッケージ所有者は、ドックレットの文書作成者および承認者と同じタスクを実行できます。ただし、レビュー担当者または署名者も担当する必要がある場合は、レポート・パッケージ・プロパティを編集して、自分自身にこれらの権限を割り当てる必要があります。レポート・パッケージの編集を参照してください。

文書作成フェーズ

文書作成フェーズでは、ドックレットの文書作成者がドックレットにコンテンツを追加し、ドックレットの承認者がそのコンテンツをレビューして承認できます。文書作成者および承認者がドックレットにコンテンツを追加するには、その前に文書作成フェーズを開始する必要があります。文書作成フェーズを開始するには、を選択し、「文書作成フェーズの開始」を選択します。

次に、文書作成フェーズについて学ぶために、次の処理を実行します。

ドックレットをチェック・アウト、ダウンロード、編集、アップロードおよびチェック・インします。
承認のためにドックレットを提出します。
ドックレットを承認します
ドックレットのチェック・アウトを元に戻して、変更を破棄します
ドックレットのワークフローを再開します
文書作成フェーズを完了とマークします

文書作成フェーズの管理を参照してください。

レビュー・フェーズ

レビュー・フェーズでは、ユーザーがコンテンツをレビューして、文書にコメントを追加します。レビュー・サイクルを開始するには、レビュー・インスタンスを作成し、サイクルを開始します。

レビュー・サイクルを開始するには:

を選択し、「レビュー・インスタンスの作成」を選択します。
を選択してレビュー・サイクルを開始します。「レビュー・サイクルxの開始」をクリックします。Xは、次のレビュー・サイクルの番号を表します。たとえば、「レビュー・サイクル1の開始」です。

レビュー・サイクルを開始した後、レビュー・フェーズについて学ぶために、次の処理を実行します。

ドックレットにコメントを投稿します。
コメントをクローズ済とマークします。
コメントを再オープンします。
レビュー・サイクルを完了とマークします。
別のレビュー・インスタンスを作成して、別のレビュー・サイクルを開始します。レビュー・コメントは、コンテキスト内で前のレビュー・サイクルから受け継がれることに注意してください。

レポート・パッケージの管理のレビュー・フェーズの管理に関する項を参照してください。

例8-1 サインオフ・フェーズ

サインオフ・フェーズでは、最終承認のため、レポート・パッケージ・コンテンツをロックダウンして署名者に送信します。サインオフ・インスタンスが作成されると、レポート・パッケージを変更できなくなります。サインオフ・インスタンスを作成するには、を選択し、「サインオフ・インスタンスの作成」を選択します。

サインオフ・インスタンスを作成した後、サインオフ・フェーズについて学ぶために、次の処理を実行します。

レポート・パッケージのサインオフをリクエストします。
サインオフを取り消し、追加の編集を行うためにレポート・パッケージのロックを解除します。
サインオフを否認します(署名者権限が必要)。
レポート・パッケージをサインオフします(署名者権限が必要)。

レポート・パッケージの管理のサインオフ・フェーズの管理に関する項を参照してください。

各開発フェーズでレポート・パッケージの処理を完了した後、次は独自のレポート・パッケージを作成できます。別のレポート・パッケージ機能を試して操作に慣れるために、いつでもサンプル・レポート・パッケージに戻ることができることを覚えておいてください。タスクおよびレポート・パッケージ所有者の責任の詳細は、次の各トピックを参照してください。