リファレンス・ドックレットのExcelベースの使用可能なコンテンツの追加または削除

リファレンス・ドックレットの文書作成者は、リファレンス・ドックレットの既存のドックレット・コンテンツを追加または削除できます。リファレンス・ドックレットの文書作成者は、ドックレットの文書作成者が追加のドックレット・コンテンツを使用できるようにできます。リファレンス・ドックレットの文書作成者は、使用されなくなったリファレンス・ドックレット・コンテンツを削除することもできます。ただし、別のドックレットの文書作成者がドックレットでそのドックレット・コンテンツを使用している場合に、リファレンス・ドックレットをチェック・インすると、使用しているドックレットのリンクが破損します。リファレンス・ドックレットまたはファイル内の使用可能なコンテンツの再マップ

注:

1つのリファレンス・ドックレットまたはリファレンス・ファイル内に定義する使用可能なコンテンツの数は、30以下に制限することをお薦めします。ドックレットに30を超える使用可能なコンテンツが含まれている場合、ドックレットのチェック・インで処理時間が長くかかり、ドックレットのチェック・インに失敗する可能性があります。

注:

Excelリファレンス・ドックレットに複数のチャートが定義されている場合、チャート名がワークシートごとに一意であることを確認する必要があります。2つのチャートが異なるワークシートにある場合は同じ名前にすることができます。

注:

埋め込まれたMicrosoft Word表の「各ページにタイトル行を表示する」オプションを有効にするには、Excelの名前付き範囲編集して、コメント・フィールド内に次の構文を追加します: NR_Headings=#

たとえば、表ヘッダーを表す名前付き範囲内に3行がある場合は、次の内容を名前付き範囲のコメントに追加します: NR_Headings=3

リファレンス・ドックレットの使用可能なコンテンツを追加または削除するには:

  1. レポート・パッケージでリファレンス・ドックレットを選択し、ドックレット処理矢印を選択して、「コンテンツの処理」「チェック・アウト」の順に選択します。
  2. ドックレット処理矢印を選択して「コンテンツの処理」使用可能なコンテンツの検査の順に選択します。リファレンス・ドックレットの「検査」ダイアログがオープンして、「使用可能コンテンツ」タブが表示され、以前に追加された使用可能なコンテンツのリストがデフォルトで表示されます。次に例を示します。
    埋込みコンテンツを追加および削除するために使用する埋込みコンテンツ・ダイアログ
  3. 使用可能なコンテンツを追加するには、追加を選択します。Excelのコンテンツ・オブジェクトを追加するための「レポート・コンテンツの追加」ダイアログが表示され、関連付けられたMicrosoft Office Excelワークブックから追加できる使用可能なソース・オブジェクトのリストが表示されます。
  4. 使用可能なソース・オブジェクトを選択し、「OK」を選択します。「使用可能コンテンツ」タブの「使用可能コンテンツ」リストにソース・オブジェクトが表示されます。
  5. オプション: 他のドックレットの文書作成者が埋込みコンテンツを追加するときに表示される、埋込みコンテンツのわかりやすい名前および摘要を指定できます。指定する名前はレポート・パッケージ内で一意である必要があります。
  6. オプション: 「表のコンテンツを自動的にサイズ変更」を無効にする場合はそのチェックボックスをクリアします。デフォルトでは、このオプションは使用可能なコンテンツに対して有効になっています。
    このオプションは埋め込まれたWordの表に適用されます。有効になっている場合、埋め込まれたWordの表の行および列がサイズ変更され、ソースの表またはグリッドからわずかな差異が発生する場合があります。
  7. 使用可能なコンテンツを削除するには、使用可能なコンテンツの右側にある削除を選択するか、リストから使用可能なコンテンツを選択して、ソース・オブジェクトの横にある削除を選択します。
  8. 「クローズ」を選択します。
  9. 「コンテンツの処理」を選択して、「チェック・イン」を選択するか、変更を破棄する場合は「チェック・アウトを元に戻す」を選択して変更を取り消します。
    リファレンス・ドックレットがチェック・インされると常に、関連付けられている埋込みコンテンツを使用するすべてのドックレットが自動的にリフレッシュされます。使用可能なコンテンツがリファレンス・ドックレットから削除されると、そのコンテンツを使用するドックレットのリンクが破損します。リファレンス・ドックレットまたはファイル内の使用可能なコンテンツの再マップを参照してください。