ダッシュボードのメリット

ダッシュボードでは、通常サマリー・データが表示され、概要を把握できます。ダッシュボードの多様な機能により、チャート作成、評価、ハイライト、コメント作成および主要ビジネス・データの変更を行うことができます。たとえば、ボリュームなどのドライバをダッシュボード内にあるフォームに変更し、他のフォームやチャートでその影響を即座に確認できます。
サンプル・ダッシュボード

ダッシュボードを作成するには、様々なオブジェクトをデザイン・パレットからダッシュボード・キャンバスにドラッグ・アンド・ドロップします。

ダッシュボードでは、次のことができます。

  • フォームでデータを変更すると動的に更新される最大6つのフォームとその関連チャートを含めます。
  • 最大9つのチャートおよびタイルを含めます。タイルにはキューブの特定の値が表示されます。各タイルに値を提供するには、フォームまたはセル交差をデータ・ソースとして指定します。
  • ダッシュボード・ユーザーに表示される内容を正確に確認できるように、デザイン・パレットとランタイム・モードの使用を切り替えます。
  • 面、棒、バブル、列、棒と折れ線の組合せ、ドーナツ、ファンネル、ゲージ、散布、レーダーなどの多様なチャート・タイプを使用して、データを対話形式で表します。
  • 外部Webページを動的に表示するリンクを追加します。
  • ダッシュボードのレイアウトを細かく操作します。たとえば、ダッシュボードの上半分を2つのフォームに使用し、下半分を3つのチャートにそれぞれ33%ずつ使用できます。
  • フォームの設計に応じて、ユーザーが基礎となる詳細にドリルダウンし、作業するメンバーを選択できるようにします。
  • グローバルPOVバーとローカルPOVにユーザー変数を含めます。
  • 注釈と呼ばれるデータの説明をダッシュボードに含めます。
  • 一部のチャートで:
    • 色と線の幅をカスタマイズします。
    • グリッド・ラインを表示します。(デフォルトでは、グリッドラインは非表示です。)

ユーザーがダッシュボード(ランタイムと呼ばれる)を使用する場合、表示されるチャートのタイプやダッシュボードのタイトルなど、オブジェクトの様々な側面を設定できます。各オブジェクト・タイプにツールバーを使用できます。ダッシュボード・ユーザーは、データの変更と保存、ルールの実行などを行うことができます。ただし、実行時にチャート・タイプのオプションに加えた変更は、次のセッションには保存されません。実行時に「保存」をクリックすると、データは保存されますが、ダッシュボード定義は保存されません。

管理者は、ダッシュボードの作成、再設計、およびダッシュボードへの権限の割当てを行うことができます。

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