エンティティ・メンバーの定義

デフォルトでは、エンティティ・ディメンションには、エンティティ階層にグローバル仮定メンバーが含まれます。グローバル仮定メンバーは、通貨レートなどの情報を保管するために使用されます。これを編集したり名前を変更したりすることはできません。

システムでは、デフォルトで、地域合計メンバーも作成されます。このメンバーは、システム・フォームで使用されます。地域合計の兄弟として新しいメンバーを作成することや、その下に階層を作成することができます。次に、フォームのエンティティ・メンバー・セレクタを適切に変更する必要があります。

共有エンティティは、会社間パートナでもあるエンティティにする必要があります。会社間パートナであるエンティティの親を共有する場合、消去は行われません。

エンティティ・ディメンション・メンバーの属性(デフォルト通貨など)を定義します。

デフォルトでは、エンティティ・ディメンションの集計演算子は「無視」です。シード済の連結スクリプトは、1つのエンティティの他のエンティティへの連結を実行します。集計演算子プロパティが「無視」以外の場合、結果は正しくなりません。集約(集計演算子)を参照してください。

エンティティ・プロパティを定義するには、メンバーの追加または編集を参照してください。

注:

他のディメンションと同じ方法でエンティティ・プロパティを定義します。ただし、エンティティ名には、ピリオド(.)と大カッコ( [ )の文字の組合せは使用できません。この文字の組合せは、親エンティティを示すためにシステムによって予約されています。例:

EN_CONS4040.[CONS4040] EN_4040_TI.[CONS4050]

ピリオド(.)または大カッコ( ])は個別に使用できますが、エンティティ・メンバー名で連続して組み合せることはできません。