メンバーの追加または編集

これらの値を使用して、ディメンション・メンバーのプロパティを定義します。

このリストのメンバー・プロパティに加え、一部のディメンションには追加のメンバー・プロパティが必要です。

表11-13 メンバーのプロパティ

プロパティ

名前

ディメンション・メンバー全体で一意である名前を入力します。

説明

オプション: 説明を入力します。

別名表

オプション: 別名表を選択し、別名を保管します。

別名

オプション: メンバーの代替名を入力します。

エンティティ・メンバーのみ: 基本通貨

エンティティ・メンバーの基本通貨を選択します。

データ・ストレージ

データ・ストレージのプロパティを選択します。新規カスタム・ディメンション・メンバー(ルート・メンバー以外)に対して、デフォルトは「共有しない」です。

  • 保管

  • 動的計算

  • 共有しない

  • 共有

  • ラベルのみ

2パス計算

親メンバーまたは他のメンバーの値に基づいてメンバーの値を再計算するかどうかを指定します。「動的計算」プロパティで、勘定科目およびエンティティ・メンバーに使用できます。

上位レベルのエンティティ入力を許可

親エンティティの入力をこのメンバーに対して許可するかどうかを指定します。

ローカル・レート勘定科目を作成してデータベースをリフレッシュすると、この属性が自動的に有効になり、シードされたローカル為替レート・フォームで、基本または親エンティティのローカル・レート・データを入力できます。

プラン・タイプ

メンバーが有効となるアプリケーション・タイプを選択します。

データ型

データ型を選択します。

  • 未指定

  • 通貨

  • 通貨以外

  • パーセンテージ

  • 日付

  • テキスト

  • スマート・リスト

データ型と為替レート・タイプを参照してください。

スマート・リスト

オプション: メンバーに関連付けるスマート・リストを選択します。

動的な子に対して使用可能

ユーザーが、動的な親メンバーを使用するように構成されたビジネス・ルールの実行時プロンプトでメンバー名を入力することにより、このメンバーの子を作成できるようにします。

使用可能な動的な子の数

このオプションは、「動的な子に対して使用可能」が選択されている場合のみ使用可能です。ユーザーが作成できる、動的に追加する最大メンバー数を入力します。デフォルトは10です。

メンバー作成者に付与されたアクセス権

このオプションは、「動的な子に対して使用可能」が選択されている場合のみ使用可能です。メンバー作成者が実行時プロンプトで作成する動的メンバーに対して持つ権限を決定します。
  • 継承 - メンバー作成者は、新しく作成したメンバーに対する最も近い親のアクセス権を継承します。

  • なし - メンバー作成者には、新しく作成したメンバーへのアクセス権は割り当てられません。(管理者は、後でメンバー作成者にメンバーへのアクセス権を割り当てることができます。)

  • 読取り - メンバー作成者には、新しく作成したメンバーへの読取りアクセス権が割り当てられます。

  • 書込み - メンバー作成者には、新しく作成したメンバーへの書込みアクセス権が割り当てられます。

管理者がこれらの設定を変更した場合、その変更は将来の動的メンバーにのみ適用され、遡って動的メンバーに適用されることはありません。

メンバーを追加または編集するには:

  1. 「ナビゲータ」アイコン「ナビゲータ」アイコンをクリックします。
  2. 「作成および管理」「ディメンション」をクリックします。
  3. 「ディメンション」リストから、ディメンションを選択します。
  4. アクションを行います:
    • 子メンバーを追加するには、メンバーを追加する親レベルのディメンション階層を選択し、「子の追加」をクリックします。

    • 兄弟を追加するには、兄弟を追加するレベルのディメンション階層を選択し、「兄弟の追加」をクリックします。

    • メンバーを編集するには、そのメンバーをディメンション階層から選択して、[Enter]を押すか、「編集」をクリックします。

  5. 「メンバーのプロパティ」で、上の表で説明したメンバー・プロパティを設定または変更します。

    現在のページに新規メンバーが表示されないときは、「次」をクリックします。

  6. 「保存」をクリックして、リレーショナル・データベースに情報を保存し、変更がディメンション階層に反映されることを確認します。
  7. データベースをリフレッシュすると、データを入力するユーザーに編集したメンバーが表示されます。
  8. ディメンション・メンバーを作成した後、通常は、次のタスクを完了させます。