エンタープライズ仕訳の転記プロセスは、定義したワークフロー・プロセスに基づきます。また、転記アクションを実行する必要のあるターゲットERPシステムの定義を含む作成済ターゲット、および転記を担当するユーザー用に構成された作成済ターゲット接続も使用されます。
仕訳ページの上部のリボンに転記プロセスの進行状況が表示され、ターゲット定義で選択したタイプおよび方法ごとの進行状況が表示されます。
これには、転記された仕訳を識別するためにシステムによって割り当てられた一意の文書番号、およびERPのエラー・ファイルを含めることもできる転記メッセージが含まれます。
エンタープライズ仕訳の転記には次の方法を使用できます。Cloud Financialsへの直接転記
ターゲットERPシステムがOracle Cloud Financialsである場合、エンタープライズ仕訳ではあらかじめ組み込まれたダイレクト・コネクタを使用して一般会計に転記します。
サンプルの仕訳ページ - Cloud Financialsの直接統合方法
エンタープライズ仕訳APIを使用した直接転記
エンタープライズ仕訳には、他のERPシステムへの直接転記に使用できるAPIのセットが用意されています。
ejjournals
: 「転記準備完了」の仕訳のGETejjournals/{instanceId}
: 目的の仕訳IDの仕訳詳細のGETejjournals/{instanceId}/poststatus
: 仕訳GL転記ステータスのPOSTオプションのAPIを使用して、エンタープライズ仕訳のコンテンツを取得できます。
ejjournalcontent?Year={year}&Period={period}&JournalId={journalId}
REST API:
EPM自動化コマンドを使用したファイルベース転記
次のEPM自動化コマンドを使用して、エンタープライズ仕訳を転記し、転記のステータスを更新できます。
epmautomate exportEJJournals "filename" "year=<year>" "period=<period>"
epmautomate setEJJournalStatus "[FILE_PATH]/FILE_NAME"
EPM自動化コマンドの詳細は、EPM自動化の操作のexportEJJournals およびsetEJJournalStatus を参照してください。
サンプルの仕訳ページ - EPM自動化 - 転記ステータス: エラーありで失敗
サンプルの仕訳ページ - EPM自動化 - 成功転記ステータス: 転記済
例23-1 ビデオ
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