連結仕訳承認ワークフロー

アプリケーションの作成中に、管理者は、仕訳の作成、送信および承認のために連結仕訳ワークフローを有効にできます。仕訳が送信されると、少なくとも仕訳内のエンティティに対する読取りアクセス権と親に対する書込みアクセス権を持つユーザーに通知が送信されます。

注:

電子メール通知は有効化または無効化できます。通知用電子メールの設定を参照してください。

連結仕訳 - 作成のアプリケーション役割が割り当てられている場合は、仕訳を作成できます。テンプレートのすべてのエンティティに対するアクセス権も持っている必要があります。

表9-5 連結仕訳承認ワークフロー

現在のステータス アクション アクション後ステータス 説明
作業中 送信 送信済 仕訳を作成して仕訳データを入力した後、ユーザーは仕訳を完了して、承認のために送信するか、直接送信します。

送信後は編集できません。

完了済 完了 完了済 連結仕訳 - 作成の役割を持つ仕訳の作成者は、送信の準備ができている仕訳に対して「完了」アクションを選択します。
送信済 拒否 作業中 ユーザーは、送信された仕訳を却下できます。仕訳は「作業中」ステータスに戻ります。

仕訳が「送信済」ステータスの場合、仕訳を送信したユーザーはその仕訳を却下できないことに注意してください。

送信済 承認 承認済

連結仕訳 - 承認の役割を持つユーザーは、仕訳を承認できます。

ユーザーが仕訳を却下した後、同じユーザーはその仕訳を承認できないことに注意してください。

承認済 拒否 作業中

承認者は、承認された仕訳を却下できます。

仕訳が「承認済」ステータスの場合、仕訳を承認したユーザーはその仕訳を却下できないことに注意してください。同じアクセス権を持つ別のユーザーはその仕訳を却下できます。

承認済 転記 転記済 連結仕訳 - 転記の役割を持つユーザーは、仕訳の承認後に転記できます。
転記 転記の戻し 承認済 連結仕訳 - 転記の戻しの役割を持ち、仕訳のメンバーに対する書込みアクセス権を持つユーザーは、仕訳の転記後にその仕訳の転記を戻すことができます。仕訳の転記を戻すと、そのステータスは「承認済」に変更されます。
作業中 削除   ユーザーは、転記の戻された仕訳が不要になった場合、削除できます。調整値のデータが未解決になるため、承認済または転記済の仕訳は削除できません。