会社間照合レポートのセキュリティ

会社間照合レポートを実行するには、サービス管理者、パワー・ユーザーまたはユーザーである必要があります。

パワー・ユーザーに、次に示すようなレポートで使用されているすべてのエンティティおよびパートナへのアクセス権がある場合は、レポートを実行できます。

  • パワー・ユーザーにエンティティへのアクセス権はあるがパートナーへのアクセス権はなく、エンティティとパートナー間に会社間トランザクションがある場合は、レポートには、ユーザーがアクセス権を持っているエンティティのトランザクションが表示され、ユーザーがアクセス権を持っていないパートナーについては「#NoAccess」と表示されます。

  • パワー・ユーザーにエンティティへのアクセス権はあるがパートナーへのアクセス権はなく、エンティティとICP_Partner間に会社間トランザクションがある場合は、その行はレポートに含まれません。

  • パワー・ユーザーがエンティティとパートナーのいずれへのアクセス権も持っていない場合は、会社間トランザクションの有無に関係なく、その行はレポートに含まれません。

例:

  • パワー・ユーザーは、エンティティ1110へのアクセス権は持っていますが、パートナー2120へのアクセス権は持っていません。エンティティ1110とICP2120の間に会社間トランザクションがあります。レポートでは、ICPパートナー2120については「#NoAccess」と表示されます。

  • パワー・ユーザーは、エンティティ2110へのアクセス権は持っていますが、パートナー2120へのアクセス権は持っていません。2110とICP_2120の間に会社間トランザクションはありません。行はレポートに含まれません。

  • パワー・ユーザーは、エンティティとパートナーのいずれへのアクセス権も持っていません(たとえば、2150と2140)。行はレポートに含まれません。

サンプル・レポート


会社間照合レポートのサンプル・セキュリティ