会社間照合レポートの管理

会社間照合レポートを使用すると、会社間トランザクションを追跡して、分析や監査に役立てることができます。このレポートは、会社間属性を使用可能にして設定されたエンティティと会社間パートナの各ディメンションの一致を示します。

連結プロセスの一環として、会社は、関連するエンティティとパートナ間のトランザクションを消去します。会社間照合レポートでは、これらのエンティティとパートナの会社間トランザクションが正しく一致していることを確認できます。

注:

会社間照合レポートを実行するには、「会社間」機能が有効化されている必要があります。そうしないと、「会社間レポート」タブは表示されません。

レポートへのセキュリティ・アクセスの詳細は、会社間照合レポートのセキュリティを参照してください。

会社間照合レポートを実行するときに、ディメンション・メンバーや、特定の差異に関連するデータ・セルを表示または抑制できます。会社間照合レポートの設定を参照してください。

会社間照合レポートでは、連結メソッドと出資比率は考慮されません。データベースに対して要求してレポートに示したデータが取得され、差異が計算されます。

差異列の計算はオンザフライで実行され、データベースには保管されません。調整差異はレポート内で計算され、データベースに保管されている調整勘定の値から取得されるわけではありません。

会社間照合レポートの管理についてさらに学習するには、次のビデオをご覧ください。

ビデオ・アイコン 会社間照合レポートの作成