プレディクティブ資金予測アプリケーションを作成したら、機能を有効にします。
資金予測の実行を開始する前に、プレディクティブ資金予測機能を有効にする必要があります。選択内容に基づいて、ディメンション、ドライバ、フォームおよび勘定科目が作成されます。
プレディクティブ資金予測機能を有効化するには:
Note:
「管理」ナビゲーション・フローを使用して、プレディクティブ資金予測を有効にして構成します。Table 4-1 プレディクティブ資金予測機能の有効化
有効化 | 説明 |
---|---|
時間の粒度 |
資金予測プロセスの時間の粒度を選択します。「日次」、「定期」、またはその両方を選択できます。 「定期」を選択した場合は、「月次」または「週次」を選択できます。「週次」を選択した場合は、53週プランニング用に「53 週」を選択できます。「日次」を選択した場合は、2年間のローリング予測が行われます。 階層に「四半期」および「月数」を含めるかどうかを選択します。 53週プランニングを有効化することもできます。 ローリング予測の場合、フォームには常にレベル0のメンバーが表示されます。ただし、レポートについては、四半期または月数を表示できます(選択した場合)。 日次および定期の両方の資金予測を有効化することをお薦めします。 |
ドライバ・ベースの予測 |
キャッシュ・インフローおよびアウトフローの予測に使用するドライバ・ベースの予測手法を選択します。これにより、様々なキャッシュ・ライン・アイテムに様々な計算手法を使用して資金を予測できます。選択した手法に基づいて、プレディクティブ資金予測は使用可能なサンプル・ライン・アイテム(勘定科目)を作成します。 各カテゴリに独自のライン・アイテムを追加できます。選択した手法に基づいてフォームおよび計算が追加されます。 手法の詳細は、ドライバ・ベースの予測手法についてを参照してください。 |
トレンド・ベースの予測 |
様々なトレンド・ベースの手法を使用して定期的な資金を計画する場合は、「トレンド・ベースの予測」を選択します。過去のトレンドに基づいて資金予測を計算できるライン・アイテムに対してトレンド・ベースの手法を使用できます。トレンド・ベースの手法は、定期予測にのみ使用できます。 手法の詳細は、トレンド・ベースの予測手法についてを参照してください。 |
プレディクティブ予測 | 資金予測に使用するプレディクティブ手法を選択します:
|
Fusion ERP統合およびアクション | Fusion ERPとの統合を有効にし、使用するERP統合を選択します。この機能を有効にする場合は、機能を最初に有効にするときに選択する必要があります。このオプションを有効化すると必要なディメンションが作成され、これは追加の有効化によって後で作成することはできません。選択すると、統合をサポートするための適切なライン・アイテムが作成されます。パーティおよび事業部門ディメンションも作成され、これらはFusion ERP統合に必須です。
Note: Fusion ERPとの統合はまだ使用できませんませんが、将来この機能が使用可能になったときに使用する予定がある場合は、このオプションを選択します。 |
その他の機能 | アプリケーションに含まれるデフォルトの機能。常に自動的に有効になります。 |
ディメンションのマップ/名前変更 |
既存のディメンションをプレディクティブ資金予測ディメンションにマップし、ディメンションの名前を変更して、カスタム・ディメンション(事業部門、パーティ、カテゴリおよび1つの追加カスタム・ディメンション)を有効にします。「Fusion ERP統合およびアクション」を選択する場合、事業部門およびパーティ・ディメンションは必須です。カスタム・ディメンションを機能に関連付けることもできます。カテゴリまたはカスタム・ディメンションはいつでも追加機能に追加で関連付けることができますが、この構成タスクは、機能を最初に有効にするときに実行する必要があります。 ディメンションのマップ/名前変更を参照してください。 |
「有効化」をクリックすると、選択した機能に基づいて、ディメンション、フォーム、ライン・アイテム、ルール、ナビゲーション・フローなど、プレディクティブ資金予測のアーティファクトが移入されます。一部のアーティファクトの詳細は、キューブ、ディメンション、ルールおよびその他のアーティファクトを参照してください。