要約領域

デフォルトでは、要約領域が結果のチャートまたは表の下に表示されます。これは、予測が正常に実行されたか、または警告やエラー状態が発生したかを示します。要約領域は結果のフィルタ機能とあわせて使用(結果のフィルタ)して、予測のステータスの概要を参照できます。予測に成功した場合は、品質評価が表示されます(詳細は、このトピック後半の予測精度についてを参照してください)。結果がフィルタリングされている場合、フィルタリング基準が使用されていることを示すメッセージが表示されます。

予測精度について

統計的に、精度値は予測期間全体にわたる平均パーセント誤差です。精度の範囲は0から100%までであり、例では約90%を示しています(図2-3)。95から100%の評価は「非常によい」、90から95%は「よい」、80から90%は「普通」、0から80%は「悪い」と考えられます。

これらの評価では、メンバー予測の結果がプランニング・コンテキストでよいかどうかを示しておらず、予測の精度のみがよいかどうかを示しています。

予測精度とは、データの範囲に関連した予測誤差の絶対値を考慮した相対測度です。たとえば、履歴データに"ノイズが多い"ように見え、大きな予測誤差があるように見えるが、精度が「よい」とみなされることがあります。これは、データの山や谷および予測誤差のサイズがデータの範囲全体(最小値から最大値まで)に比べて小さいためです。