ランディング・ページがないソース・システムへのドリル・ダウンの作成

ランディング・ページがないソース・システムにドリルダウンするときは、ソース・データベースでSQL問合せを実行し、その結果をデータ統合内のポップアップ・ウィンドウに表示します。

ドリル・スルーの問合せを作成するには:

  1. 「データ統合」ホーム・ページから、「アクション」をクリックし、「問合せ」を選択します。

  2. 「問合せ」画面で、イメージは「追加」アイコンを示します。をクリックします。

  3. 「問合せの作成」画面の「問合せ名」で、ソース・システムからデータを問い合せる問合せの名前を指定します。

  4. 「問合せ文字列」で、ファイルのヘッダー行に基づいてデータを抽出するのに使用するSQL文を指定します。

    ディメンション名へのSQL問合せに列名の別名を使用できます。

    ヘッダー行の文字列を指定するとき、文字列が大/小文字混在の場合は、文字列を二重引用符で囲みます。大/小文字混在の文字列が二重引用符で囲まれていない場合は、大文字として解決されます。

    問合せにはフィルタ条件を含めることができます。フィルタ条件のバインド変数は、~~文字内に囲む必要があります。

    イメージは「問合せ」ページを示します。

  5. 「保存」をクリックします。

  6. 「データ統合」ホーム・ページから、統合の右側にあり、ドリル・スルーを追加するためのイメージは「選択」アイコンを示します。をクリックし、「ディメンションのマッピング」を選択します。

  7. 「ディメンションのマッピング」ページの「ドリルURL」で、ドリル・ペン・アイコンをクリックします。

    「ディメンションのマッピング」ページの詳細は、ディメンションのマッピングを参照してください。

  8. 「ドリルURLの編集」ページで、#agentタグを指定し、ドリル・スルーURLのパラメータを指定します。

    たとえば、ステップ4に示す問合せを使用すると、#agent?QUERY=Source Drill Query&SOURCE_ACCOUNT=$ACCOUNT$&SOURCE_PERIOD=$ATTR1$と入力します。ここで:

    • QUERYは、ステップ3で定義した問合せの名前です。

    • SOURCE_ACCOUNTは、ACCOUNT列から導出されます。

    • SOURCE_PERIODは、ATTR1列から導出されます

  9. ソース列の列をドリル・スルー先のターゲット・アプリケーションのディメンションにマップし、「保存」をクリックします。

  10. 「データ統合」ホーム・ページから、「アクション」をクリックし、「エージェント」を選択します。

  11. 「エージェント・クラスタ」画面から、ドリル・スルーで使用するエージェントの名前を選択します。

  12. 「エージェント」タブの「Web URL」で、Oracle Enterprise Performance Management Cloudからのインバウンド通信を可能にするWebサーバー・ゲートウェイを選択します。

    同期モードを使用している場合は、データ・ロード操作を実行するために定義したWebサーバーURLを使用してドリルを実行します。追加の設定は必要ありません。

    非同期モードでエージェントを使用している場合は、次のいずれかの方法を使用してURLを定義します:

    • 同期モードを構成した方法と同様にhttps Webサーバーを構成します。同期モードの構成を参照してください。

    • エージェントURLをWebサーバーURLとして割り当てます。httpsページからhttp URLにアクセスした結果として、ブラウザのセキュリティ設定で例外を定義する必要があります。

      Chromeの場合は、「Settings」「Privacy and security」「Insecure content」の順に選択し、「Allow」で、サイト*.oraclecloud.comを追加します。

    注:

    非同期モードで実行しているときにドリルするには、エージェントが実行されているローカル・ネットワークにいる必要があります。

    イメージは「エージェント」タブを示します。