ランディング・ページがないソース・システムにドリルダウンするときは、ソース・データベースでSQL問合せを実行し、その結果をデータ統合内のポップアップ・ウィンドウに表示します。
ドリル・スルーの問合せを作成するには:
「データ統合」ホーム・ページから、「アクション」をクリックし、「問合せ」を選択します。
「問合せ」画面で、をクリックします。
「問合せの作成」画面の「問合せ名」で、ソース・システムからデータを問い合せる問合せの名前を指定します。
「問合せ文字列」で、ファイルのヘッダー行に基づいてデータを抽出するのに使用するSQL文を指定します。
ディメンション名へのSQL問合せに列名の別名を使用できます。
ヘッダー行の文字列を指定するとき、文字列が大/小文字混在の場合は、文字列を二重引用符で囲みます。大/小文字混在の文字列が二重引用符で囲まれていない場合は、大文字として解決されます。
問合せにはフィルタ条件を含めることができます。フィルタ条件のバインド変数は、~~文字内に囲む必要があります。
「保存」をクリックします。
「データ統合」ホーム・ページから、統合の右側にあり、ドリル・スルーを追加するためのをクリックし、「ディメンションのマッピング」を選択します。
「ディメンションのマッピング」ページの「ドリルURL」で、ドリル・ペン・アイコンをクリックします。
「ディメンションのマッピング」ページの詳細は、ディメンションのマッピングを参照してください。
「ドリルURLの編集」ページで、#agentタグを指定し、ドリル・スルーURLのパラメータを指定します。
たとえば、ステップ4に示す問合せを使用すると、#agent?QUERY=Source Drill Query&SOURCE_ACCOUNT=$ACCOUNT$&SOURCE_PERIOD=$ATTR1$と入力します。ここで:
QUERYは、ステップ3で定義した問合せの名前です。
SOURCE_ACCOUNTは、ACCOUNT列から導出されます。
SOURCE_PERIODは、ATTR1列から導出されます
ソース列の列をドリル・スルー先のターゲット・アプリケーションのディメンションにマップし、「保存」をクリックします。
「データ統合」ホーム・ページから、「アクション」をクリックし、「エージェント」を選択します。
「エージェント・クラスタ」画面から、ドリル・スルーで使用するエージェントの名前を選択します。
「エージェント」タブの「Web URL」で、Oracle Enterprise Performance Management Cloudからのインバウンド通信を可能にするWebサーバー・ゲートウェイを選択します。
同期モードを使用している場合は、データ・ロード操作を実行するために定義したWebサーバーURLを使用してドリルを実行します。追加の設定は必要ありません。
非同期モードでエージェントを使用している場合は、次のいずれかの方法を使用してURLを定義します:
同期モードを構成した方法と同様にhttps Webサーバーを構成します。同期モードの構成を参照してください。
エージェントURLをWebサーバーURLとして割り当てます。httpsページからhttp URLにアクセスした結果として、ブラウザのセキュリティ設定で例外を定義する必要があります。
Chromeの場合は、「Settings」、「Privacy and security」、「Insecure content」の順に選択し、「Allow」で、サイト*.oraclecloud.comを追加します。
注:
非同期モードで実行しているときにドリルするには、エージェントが実行されているローカル・ネットワークにいる必要があります。