プロセスの説明

EPM Planning財務からBudgetary Controlに予算改訂をロードする準備をするためにデータ統合で実行するおおまかなステップは次のとおりです:

  1. Planning、プランニング予算改訂、Budgetary Control間の統合設定ステップを実行します。

    詳細は、https://docs.oracle.com/en/cloud/saas/planning-budgeting-cloud/epbca/fin_budget_adjustment_setup_102x2f7be273.htmlを参照してください。

  2. OEP_FSを入力キューブとしてアプリケーションを登録します。

    このステップでは、予算に対して行われた準備または改訂が格納され、Budgetary Controlにロードされるプランニング予算改訂アプリケーションを登録できます。このアプリケーションの名前は、PRCVisionCityControlB_BARのように、名前にBARが付加されます

  3. Budgetary Controlをデータ・ソースとして登録し、使用する接続を指定して、Budgetary Controlの残高Essbaseキューブをデータ統合にインポートします。

    「アプリケーションのインポート」ボタンによって、Budgetary Controlの残高Essbaseキューブをデータ統合Budgetary Controlターゲット・アプリケーションとして取り込みます。各Budgetary Controlターゲット・アプリケーション内の予算管理ディメンション・メンバーは、Oracle Enterprise Performance Management Cloudとの間でデータをロードおよびライトバックするために使用されるBudgetary Controlの予算管理を表しています。

    Budgetary Controlのデータ・ソースとしての登録およびアプリケーションのインポートを参照してください。

  4. 「データ・エクスポート」カテゴリを選択して予算調整改訂を登録し、予算調整改訂タイプを選択して、アプリケーションのBudgetary Control Essbaseキューブを選択します。

    このタイプのアプリケーションは、PRCVisionCityControlB_BARのように、アプリケーション名にBARが付加されます。

    予算調整要求の登録を参照してください。

  5. プランニング予算改訂をデータ・ソースとして登録します。これは、予算に対して行われた策定または改訂を格納し、その後Budgetary Controlにロードされます。

    プランニング予算改訂の登録を参照してください。

  6. オプション: 別の環境からの移行を使用してアプリケーションを移行する場合は、ソースから予算管理情報をインポートする必要があります。この場合は、Budgetary Control Essbaseアプリケーションを選択し、アクション・メニューから「メンバーのリフレッシュ」オプションを選択します。

  7. 全般ページで、プランニング予算改訂ソース・アプリケーションと予算調整要求の間の統合を作成します。

    プランニング予算改訂と予算調整要求の統合を参照してください。

  8. ディメンションのマッピング・ページで、プランニング予算改訂ソース・アプリケーションから予算調整要求にディメンションをマップしてインポート・フォーマットを作成します。

    このステップでは、プランニング予算改訂ディメンションを予算調整要求ディメンションにマップします。

    プランニング予算改訂および予算調整要求ディメンションのマッピングを参照してください。

  9. オプション: 選択したEPM Planning財務ソースから値をインポートできる追加の属性列をマップします。

    詳細は、カスタム予算改訂属性のマッピングを参照してください。

  10. オプション・ページで、期間マッピングを選択します。

    期間マッピングでは、EPM Planning財務Budgetary Control間のマッピングを定義します。次の2つの方法で期間マッピングを定義できます:

    • デフォルトの期間処理

    • 明示期間処理

    EPM Planning財務Budgetary Controlで一貫した期間定義および期間命名を使用する場合は、デフォルトの期間処理を使用します。たとえば、両方のシステムで月次カレンダ使用され、Jan-20のような期間の名前が両方のシステムで一致する場合、統合ではデフォルトの期間マッピング・タイプを使用します。追加のマッピングは必要ありません。

    EPM Planning財務Budgetary Controlで期間定義または期間命名規則が異なる場合は、明示期間処理を使用します。この場合、明示ソース期間マッピングに関連付けられているカレンダを選択する必要があります。

    予算調整オプションの定義を参照してください。

EPM Planning財務の予算改訂とBudgetary Controlの統合については、次の点に注意してください:

  • EPM Planning財務からBudgetary Controlへのメンバー・マッピングを使用することはできません。インポート式を使用して接頭辞を追加したり追加ディメンションに定数値を割り当てることのみが可能です。

  • データ統合の統合の実行ページからEPM Planning財務Budgetary Controlの統合を実行することはできません。統合の実行ステップは、資金チェックまたは資金予約アクションの実行時にEPM Planning財務からのみ呼び出されます。

  • EPM Planning財務Budgetary Controlの統合の結果をワークベンチで表示することはできません