「統合」ジョブ・タイプの使用

「統合」ジョブ・タイプを使用して、統合をパイプラインに追加し、実行します。Enterprise Resource Planning (ERP)ソース・システムからメタデータとデータを抽出するか(直接統合)、ファイルからデータを抽出する、データ統合で作成された統合を追加した後、それをEnterprise Performance Management (EPM)ターゲット・アプリケーションにプッシュできます。

「統合」ジョブ・タイプのパラメータには、次のものが含まれます:

Table 12-17 「統合」ジョブ・タイプのパラメータ

「統合」ジョブ・タイプのパラメータ 説明
インポート・モード

オプション: 「インポート・モード」ドロップダウンから、統合ジョブのインポート・モードを選択します。

デフォルトでは、$IMPORTMODEパラメータは、インポート・モードについてグローバル変数で定義された変数パラメータの値を使用します。ただし、ジョブごとに異なるインポート・モードを選択できます。たとえば、一方の統合でメタデータをロードし、別の統合でデータのみをロードする場合、2つのジョブ間で異なるインポート・モードを指定できます。

エクスポート・モード

オプション: 「エクスポート・モード」ドロップダウンから、統合ジョブのエクスポート・モードを選択します。

デフォルトでは、$EXPORTMODEパラメータは、エクスポート・モードについてグローバル変数で定義された変数パラメータの値を使用します。ただし、ジョブごとに異なるエクスポート・モードを選択できます。たとえば、一方の統合でメタデータをロードし、別の統合でデータのみをロードする場合、2つのジョブ間で異なるエクスポート・モードを指定できます。

開始期間

オプション 「開始期間」ドロップダウンから、統合ジョブの開始期間を選択します。

デフォルトでは、$STARTPERIODパラメータは、開始期間についてグローバル変数で定義された変数パラメータの値を使用します。ただし、ジョブごとに異なる開始期間を選択できます。たとえば、パイプラインでメタデータをロードする場合、ジョブで「開始期間」をBegBalanceに設定できます。

終了期間

オプション 「終了期間」ドロップダウンから、統合ジョブの終了期間を選択します。

デフォルトでは、$STARTPERIODパラメータは、開始期間についてグローバル変数で定義された変数パラメータの値を使用します。ただし、ジョブごとに異なる開始期間を選択できます。たとえば、パイプラインでメタデータをロードする場合、ジョブで「終了期間」をEndBalanceに設定できます。

ファイル名

統合についてファイル・プロファイルが選択されていない場合、「ファイル名」で、実行時に使用するファイル名を指定します。

イメージは「ファイル・ブラウザ」アイコンを示します。をクリックしてファイル・ブラウザを起動し、ターゲット・ファイルに移動します。

Note:

ここで指定したディレクトリは、統合定義のオプションのセクションで指定したディレクトリに追加されます。統合定義のディレクトリを基準にした相対ディレクトリのみを指定してください。

たとえば、統合定義でinboxを指定した場合、ここにはlocation/filenameのみを含めます。ディレクトリを指定していない場合は、inbox/location/filenameを含めます。

パイプライン・ジョブでリモート・サーバーでの統合が指定されている場合は、ローカル・サーバーのパイプライン・ジョブ・パラメータでファイルを指定できます。このファイルがリモート・サーバーにコピーされ、リモート・サーバーでの統合の入力ファイルとして使用されます。

統合オプションの詳細は、ファイルベース・オプションの定義を参照してください。

ファイルベース統合ジョブ・タイプのジョブ・パラメータのサンプルを次に示します:

イメージは統合ジョブ・タイプのジョブ・パラメータを示します。

Fusionからのロード統合ジョブ・タイプのジョブ・パラメータのサンプルを次に示します:

イメージはFusionへのロード統合ジョブ・タイプのジョブ・パラメータを示します。