ターゲット・オプションの定義

ソース・アプリケーションをターゲット・アプリケーションに統合するとき、ロード方法、日付フォーマット、バッチ、パージ・オプションを含めて、日付をロードする方法をサポートするオプションを選択できます。

ターゲット・オプションを定義するには:

  1. 「データ統合」ホーム・ページから、統合の右側にあるイメージは「選択」アイコンを示します。をクリックし、「オプション」を選択します。
  2. アプリケーション・オプションを選択します。
    ターゲット・オプション 説明
    ロード方法

    データをターゲット・アプリケーションにロードするための方法を選択します。

    使用可能な方法:

    • 数値 - 数値データのみをロードします。この方法では、Planningデータ・セキュリティは適用されません。

    • ライン・アイテムの自動増分を含むすべてのデータ型 - この方法では、データとドライバのディメンション、およびPlanningアプリケーションの一意の識別子を定義する必要があります。下の「自動増分のライン・アイテムのデータ・ディメンション」フィールドと「自動増分のライン・アイテムのドライバ・ディメンション」フィールドで、データ・ロードとドライバ・ディメンションを定義します。

      置換モードは、ロード方法「ライン・アイテムの自動増分を含むすべてのデータ型」ではサポートされていません。

    • セキュリティ保護されたすべてのデータ型 - 数値、テキスト、スマートリスト、日付のデータ型をロードします。Planning管理者がデータをロードする場合、Planningデータ・セキュリティは適用されませんPlanningの管理者以外のユーザーがデータをロードする場合、Planningデータ・セキュリティは適用されます。Planningの管理者以外のユーザーがロードできるデータは、500,000セルのみです。

    バッチ・サイズ

    ファイルからメモリーに一度に読み込まれる行数を指定します。

    このパラメータは主にパフォーマンスのために使用されます。データがロードされるとき、この設定により、キャッシュに格納されるレコード数が決まります。たとえば、1000を指定すると、1,000件のレコードがキャッシュに格納されます。同様に、5000を指定すると、5,000件のレコードがキャッシュに格納されてコミットされます。

    この設定をサーバー・メモリーによって決定し、必要に応じて調整します。

    ドリル領域

    スライダをタップしてオンにし、ドリル領域を有効にします。

    このオプションが有効になっている場合、ドリル・スルー機能を使用するためのドリル可能領域が作成されます。

    データのロード時に、ドリル領域がPlanningデータにロードされます。

    シナリオごとのドリル領域が作成されます。どのキューブ(PlanningキューブまたはPlanningデータベース)でも、ドリル領域の名前は、FDMEE_<シナリオ・メンバーの名前>になります。ドリル領域を作成する場合、ディメンションがドリルに対して有効かどうかが確認されます。

    データ・ロードで選択された有効なディメンションのメンバーは、ドリル領域フィルタに含まれます。ディメンションが有効になっていない場合、シナリオ、バージョン、年および期間のディメンションがデフォルトで有効になります。追加のディメンションを有効にでき、後続のデータ・ロードでは新規に有効化されたディメンションのメンバーが考慮されます。ドリルの作成に使用されたドリル領域に以前に含まれていたディメンションを無効化する場合、それらのディメンションのメンバーは後続のデータ・ロード時に削除されません。必要に応じて、古いメンバーを手動で削除できます。

    データ・ファイルのパージ

    ファイルベースのデータ・ロードが成功した場合、スライダをタップしてオンにし、データ・ファイルをアプリケーションのoutboxディレクトリから削除します。

    ファイルを削除する場合はスライダをタップしてオンにし、ファイルを保持する場合はスライダをタップしてオフにします。

    日付データの日付フォーマット

    日付データのロードに使用するフォーマットを選択します。

    ロケールのロケール設定に基づいた日付形式を使用します。たとえば、米国の場合、MM/DD/YYという形式を使用して日付を入力します。

    自動増分のライン・アイテムのデータ・ディメンション

    Planningで指定したデータ・ディメンションに一致するデータ・ディメンションを選択します

    このオプションは、LINEITEMフラグを使用して増分データをロードする場合に使用します。LINEITEMフラグを使用した増分データのロードを参照してください。

    自動増分のライン・アイテムのドライバ・ディメンション Planningで指定したドライバ・ディメンションに一致するドライバ・ディメンションを選択します

    この設定は、LINEITEMフラグを使用して増分データをロードする場合に使用します。LINEITEMフラグを使用した増分データのロードを参照してください。

    メンバー名にはカンマを使用できます メンバー名にカンマが含まれている場合にデータをロードするには、「はい」を選択します。
    子孫が1000を超える場合のサマリー・ドリル動作

    子孫が1,000を超える場合にサマリー・ドリルがどのように機能するかを選択します。

    使用可能なオプション:

    • 無視
    • 制限

    サマリー・ドリルの子孫数が1,000を超え、「子孫が1000を超える場合のサマリー・ドリル動作」オプションが「無視」の場合、システムはフィルタのディメンションを無視し、他のディメンションのフィルタに基づいてドリルされたデータを返します。最大3つのディメンションを無視できます。

    サマリー・ドリルの子孫数が1,000を超え、「子孫が1000を超える場合のサマリー・ドリル動作」オプションが「制限」の場合、システムはデータ行を返すときにディメンションの最初の1,000メンバーのみを考慮します。

    デフォルトのインポート・モード

    データ管理でデータ・ロード・ルールを実行するときまたはデータ統合で統合を実行するときのデフォルトのインポート・モードを設定します。

    使用可能なオプション:

    • 追加

    • 置換

    デフォルトのエクスポート・モード

    データ管理でデータ・ロード・ルールを実行するときまたはデータ統合で統合を実行するときのデフォルトのエクスポート・モードを設定します。

    使用可能なオプション:

    • 累計(データの追加)

    • 置換

    • データのマージ(データの保管)

    • 減算

  3. 「ロード方法」から、データをターゲット・アプリケーションにロードする方法を選択します。

    使用可能な方法:

    • 数値 - 数値データのみをロードします。この方法では、Planningデータ・セキュリティは適用されません。

    • ライン・アイテムの自動増分を含むすべてのデータ型 - この方法では、データとドライバのディメンション、およびPlanningアプリケーションの一意の識別子を定義する必要があります。下の「自動増分のライン・アイテムのデータ・ディメンション」フィールドと「自動増分のライン・アイテムのドライバ・ディメンション」フィールドで、データ・ロードとドライバ・ディメンションを定義します。

      注:

      置換モードは、ロード方法「ライン・アイテムの自動増分を含むすべてのデータ型」ではサポートされていません。
    • セキュリティ保護されたすべてのデータ型 - 数値、テキスト、スマートリスト、日付のデータ型をロードします。Planning管理者がデータをロードする場合、Planningデータ・セキュリティは適用されませんPlanningの管理者以外のユーザーがデータをロードする場合、Planningデータ・セキュリティは適用されます。Planningの管理者以外のユーザーがロードできるデータは、500,000セルのみです。

  4. 「バッチ・サイズ」で、ファイルからメモリーに一度に読み込まれる行数を指定します。

    このパラメータは主にパフォーマンスのために使用されます。データがロードされるとき、この設定により、キャッシュに格納されるレコード数が決まります。たとえば、1000を指定すると、1,000件のレコードがキャッシュに格納されます。同様に、5000を指定すると、5,000件のレコードがキャッシュに格納されてコミットされます。

    この設定をサーバー・メモリーによって決定し、必要に応じて調整します。

  5. 「ドリル領域」で、スライダをタップしてオンにし、ドリル領域を有効にします。

    このオプションが有効になっている場合、ドリル・スルー機能を使用するためのドリル可能領域が作成されます。

    データのロード時に、ドリル領域がPlanningデータにロードされます。

    シナリオごとのドリル領域が作成されます。どのキューブ(PlanningキューブまたはPlanningデータベース)でも、ドリル領域の名前は、FDMEE_<シナリオ・メンバーの名前>になります。ドリル領域を作成する場合、ディメンションがドリルに対して有効かどうかが確認されます。

    データ・ロードで選択された有効なディメンションのメンバーは、ドリル領域フィルタに含まれます。ディメンションが有効になっていない場合、シナリオ、バージョン、年および期間のディメンションがデフォルトで有効になります。追加のディメンションを有効にでき、後続のデータ・ロードでは新規に有効化されたディメンションのメンバーが考慮されます。ドリルの作成に使用されたドリル領域に以前に含まれていたディメンションを無効化する場合、それらのディメンションのメンバーは後続のデータ・ロード時に削除されません。必要に応じて、古いメンバーを手動で削除できます。

  6. ファイルベースのデータロードが成功した場合、「データ・ファイルのパージ」で、スライダをタップしてオンにし、データ・ファイルをアプリケーションのoutboxディレクトリから削除します。

    ファイルを保持するにはスライダをタップしてオフにします。

  7. 「日付データの日付フォーマット」で、日付データのロードに使用するフォーマットを選択します。

    ロケールのロケール設定に基づいた日付形式を使用します。たとえば、米国の場合、MM/DD/YYという形式を使用して日付を入力します。

  8. 「自動増分のライン・アイテムのデータ・ディメンション」から、Planningで指定したデータ・ディメンションに一致するデータ・ディメンションを選択します。

    このオプションは、LINEITEMフラグを使用して増分データをロードする場合に使用します。LINEITEMフラグを使用した増分データのロードを参照してください。

  9. 「自動増分のライン・アイテムのドライバ・ディメンション」から、Planningで指定したドライバ・ディメンションに一致するドライバ・ディメンションを選択します。

    この設定は、LINEITEMフラグを使用して増分データをロードする場合に使用します。LINEITEMフラグを使用した増分データのロードを参照してください。

  10. 「メンバー名にはカンマを使用できます」から、「はい」を選択すると、メンバー名にカンマが含まれているときにデータをロードします。
  11. 「ワークフロー・モード」から、データ・ワークフロー・モードを選択します。

    使用可能なモード:

    • 完全 — データはTDATASEG_T表で処理されてから、TDATASEG表にコピーされます。

      4つのワークベンチ・プロセス(インポート、検証、エクスポートおよび確認)がすべてサポートされており、データはワークベンチに表示できます。

      ドリルダウンがサポートされています。

    • 完全、アーカイブなし — データはTDATASEG_T表で処理されてから、TDATASEG表にコピーされます。

      4つのワークベンチ・プロセス(インポート、検証、エクスポートおよび確認)がすべてサポートされています。データはワークベンチに表示できますが、表示できるのはインポート・ステップが完了した後のみです。データはワークフロー・プロセスの終了時にTDATASEGから削除されます。

      ドリルダウンはサポートされていません。

    • 単純 — データはTDATASEG_T表で処理された後、TDATASEG_T表から直接エクスポートされます。

      すべてのデータ・ロードに、インポートとエクスポート両方のステップが含まれます。

      データは検証されず、マップされていないデータはロード失敗の原因となります。

      マップはTDATAMAPSEGにアーカイブされません。

      データはワークベンチに表示できません。

      ドリルダウンはサポートされていません。

      「単純」ワークフロー・モードがデフォルト・モードです。

  12. 「管理ユーザーに対してデータ・セキュリティを使用可能にする」で、選択して管理ユーザーに対してデータ・セキュリティを使用可能にします。

    管理ユーザーがデータをロードする際に、データ検証を有効にします。この場合、データのロード中にデータ入力フォーム内のすべてのデータ検証が実施されます。強化された検証のために、データ・ロードのパフォーマンスは低下します。

    注:

    要員増分ルール(OWP_INCREMENTAL PROCESS DATA WITH SYNCHRONIZE DEFAULTSなど)を実行するときには、ターゲット・オプション「管理ユーザーに対してデータ・セキュリティを使用可能にする」「いいえ」に設定されていることを確認してください。このオプションは、管理者のみが設定できます。

    このオプションが「はい」に設定されると、管理者および非管理者のデータ・ロードに対して同じ方法でデータが検証されます。検証には、セキュリティ・チェック、交差検証、読取り専用セル、動的計算セルなどが含まれます。

    また、拒否または無視された行の詳細なエラー・リストを使用でき、追加のPlanning権限は必要ありません。ただし、管理者の場合であってもパフォーマンスが低下することがあります。

  13. 「検証失敗のメッセージを表示」から、データをロードしたときに拒否されたデータ・セル、交差および拒否理由を示す出力ファイルを作成します。

    レポートされる拒否数の制限は100です。データ検証レポートは、プロセスの詳細ページから、「出力」リンクをクリックしてダウンロードできます。また、エラー・ファイルのコピーがOutboxフォルダに格納されます。

    詳細は、プロセス詳細の表示を参照してください

  14. (Planningおよび Oracle General Ledgerの非管理者のみ)「非管理者用ロード方法の場合は「置換」」から、管理者以外のユーザーのPlanningアプリケーションにデータをロードするときの置換方法を選択します。

    使用可能な方法:

    • なし—置換を実行しません。
    • 数値データのみ—ロード方法が数値データのみの場合に置換を実行します。
    • すべてのロード方法—すべてのロード方法について置換を実行します。

    注:

    ASOキューブに対して置換モードで統合を実行する際に、シナリオ・メンバーが共有メンバーである場合、数値データ・ロードのみが実行されます。階層が完全に含まれた完全修飾名でメンバー名を指定してください。シナリオ・メンバーが共有メンバーである場合、すべてのデータ型のロード方法は機能しません。
  15. Oracle Smart View for Officeのドリルスルー・レポートでカスタマイズされた属性ディメンション・メンバー名を表示するときに、Smart Viewからのビューのドリルで、ワークベンチの列のカスタム・ビューを指定します。

    カスタム・ビューが定義されている場合、Smart Viewのドリル・スルー・セルをクリックして「新規シートとして開く」を選択すると、ワークベンチで定義されているビューに基づいてドリル・スルー・レポートが開きます。

    アプリケーション詳細ページでビューが定義されていない場合は、デフォルト・ビューが使用されます。つまり、属性ディメンションではカスタマイズされたメンバー名がSmart Viewに表示されません。

    カスタム・ビューの定義の詳細は、ワークベンチのカスタム・ビューの定義を参照してください。

  16. 「保存」をクリックします。