12か月のかわりに13期間を使用するアプリケーションのカレンダの設定について学習します。
アプリケーションを作成する場合は、12か月(例: 1月から12月)または13期間に基づいてプランニング・カレンダを設定できます。13期間のプランニングでは、各期間の長さは正確に4週間になります(ただし、5、6年ごとに1つの期間が5週間になります。)
注:
13期間を使用して新規アプリケーションを作成できます。13期間を使用して新規アプリケーションを作成するには、ハイブリッド・ブロック・ストレージを有効にする必要があります。レガシー・クラウド・サービスの顧客は、13期間アプリケーションを作成する前に、ハイブリッド・ブロック・ストレージ(BSO)キューブを使用するためにアプリケーションを変換する必要があります。環境でハイブリッドが有効になった後は、新規アプリケーションを13期間で作成できます。ハイブリッドBSOキューブを使用するためのアプリケーションの変換の詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者のためのスタート・ガイドのEPM CloudのEssbaseについてを参照してください。
EPM Enterprise Cloud ServiceおよびEPM Standard Cloud ServiceのPlanningビジネス・プロセスは、デフォルトでハイブリッド・ブロック・ストレージ(BSO)キューブを使用してデプロイされます。これらのお客様の場合は、13期間アプリケーションを作成可能にするための追加ステップは必要ありません。
既存のアプリケーションに対して13期間カレンダを有効にすることはできません。
13期間でのプランニングにはいくつかの利点があります。次に例を示します:
ヒント:
13期間でのプランを選択すると、期間TP1からTP13が作成されます。ただし、アプリケーションの作成時に接頭辞TPを名前変更できます。P1からP13のように、1から13の数字が接頭辞に追加されます。また、期間メンバーの名前をさらに見分けやすくする場合は、別名を作成できます。
13期間アプリケーションでは、13個の子メンバーが期間ディメンションの「年合計」に追加されます。デフォルトでは、最初の3四半期に3つの期間があり、最後の四半期に4つの期間があります(3-3-3-4)。ただし、どの四半期に4つの期間を追加するかは、「アプリケーションの作成: 詳細」ページで「配分」を設定する際に選択できます。各期間には開始日と終了日があります。4-4-5、4-5-4および5-4-4カレンダ(52週 x 7日 = 364日)の週次レイアウト、毎年余る1日、およびうるう年の発生に基づいて、53週目が年に追加されます。これは、5、6年ごとに発生します。
注:
アプリケーションの作成者は、53週目を追加する期間を「余剰週を追加する会計期間」で設定します。(この設定は後で変更できません)。うるう年の5週目は、アプリケーションの作成時に定義した期間に自動的に適用されます。
アプリケーション作成時のカレンダ設定の詳細は、アプリケーションの作成を参照してください。
ヒント:
13期間カレンダを選択する場合は、各期間の日付を表示できます。そのためには、ホーム・ページで、「アプリケーション」、「概要」、「アクション」、13期間プレビュー・カレンダの順にクリックします。最上部で、プレビューする年のカレンダを選択できます。例:
財務で、13期間アプリケーションの週次レベルでプランニングする場合、アプリケーションには53週が追加されます。53週目が使用可能になるのは、うるう年のみで、これはアプリケーションの作成時に(「余剰週を追加する会計期間」で)指定する期間に追加されます。有効な交差は自動的に作成されます。たとえば、月を週に変換する場合は、うるう年にのみ週53が計算されます。
要員での13期間カレンダの使用の詳細は、13期間カレンダの計算を参照してください。
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13期間カレンダの操作について学習します。 |