ジョブを使用したプロジェクトと予算のインポート(1回かぎりの設定)

「プロジェクトと予算のインポート」ジョブにより、サマリー・レベルでのプロジェクト管理からEPM Planningプロジェクトへのプロジェクト、予算および実績の移行の1回かぎりのタスクが簡素化されます。

ジョブ「プロジェクトと予算のインポート」を実行すると、次のタスクがジョブの一部として実行されます:

  • 「プロジェクトのインポート」統合を実行します。
  • プロジェクト予算のインポート統合を実行します。
  • ルールセット「インポート済プロジェクトの計算」を実行します。

ジョブを使用して、プロジェクト管理からEPM Planningプロジェクトにプロジェクト、予算および実績をインポートするには:

  1. ホームページで「アプリケーション」をクリックし、「ジョブ」をクリックします。
  2. 「ジョブのスケジュール」をクリックし、「プロジェクトと予算のインポート」をクリックします。
  3. 「今すぐ実行」をクリックするか、ジョブをスケジュールするオプションを指定し、「次」をクリックします。

    ジョブには、「プロジェクト管理クラウド統合」を有効にした際に設定した統合に対するデータ統合からの情報が事前に移入されます。「統合ジョブ名(プロジェクトのインポート)」および「統合ジョブ名(予算のインポート)」のリストには、すべてのプロジェクト管理カレンダに対して定義されたすべての統合が含まれます。「シナリオ」「バージョン」および「エンティティ」は移入されますが、変更できます。データの量を制限するために、EPM Planningプロジェクトのカレンダ設定に基づいて開始期間と終了期間が移入されます。

    ここで選択するエンティティ値は、「インポート済プロジェクトの計算」ルールの入力として使用されます。(その事業部門に対応する値をフェッチするために、エンティティ値がプロジェクト管理に渡されることはありません。データ統合で、フィルタを設定してプロジェクト管理事業部門のデータを取得します。)

  4. 「統合ジョブ名(プロジェクトのインポート)」および「統合ジョブ名(予算のインポート)」の統合ジョブ名を選択します。

    Note:

    プロジェクト管理に複数のカレンダがある場合、「統合ジョブ名(プロジェクトのインポート)」および「統合ジョブ名(予算のインポート)」に使用可能な統合が複数あります。これらはそれぞれ異なる名前で始まり、それぞれ異なる事業部門に関連付けられます。実装に必要な統合を実行します。
  5. 必要に応じて、「シナリオ」「バージョン」および「エンティティ」の選択と、開始期間と終了期間を変更し、「次」をクリックします。
  6. ジョブ詳細を確認し、「終了」をクリックします。
  7. 実績をインポートします(継続実行するタスク)。プロジェクト管理からEPM Planningプロジェクトに最初にプロジェクトを移行するときにこのタスクを実行し、プランニング・サイクルの必要に応じて繰り返し実行します。

    2つの方法のいずれかで、このタスクを実行できます:

    1. ジョブの使用。プロジェクト実績のインポート(進行中のタスク)を参照してください。
    2. 統合の実行。Planningモジュールの操作プロジェクト管理からEPM Planningプロジェクトへの実績データのインポートを参照してください。