埋込みテンプレート

1つのテンプレートを別のテンプレートに埋め込むことにより、あるタスク・テンプレートのタスクを別のテンプレートで再使用できます。テンプレートのタスクをスケジュールすると、埋込みテンプレートのタスクもスケジュールされます。

たとえば、基本的に同じプロセスが2つあり、一方のプロセスに追加タスクがいくつか含まれているとします。1つのテンプレートに2つ目のテンプレートを埋め込むことを指定できるため、一方のテンプレートを変更した場合に、もう一方を更新する必要はありません。スケジュールを生成すると、そのスケジュールにはもう一方のテンプレートのタスクが組み込まれます。

注:

1レベルの埋込みのみ可能です。たとえば、テンプレートAがテンプレートBに埋め込まれている場合、テンプレートBを別のテンプレートに埋め込むことはできません。

埋込みテンプレートは、直接デプロイするように設計されておらず、直接デプロイする他のテンプレートで使用されるように設計されたタスク・テンプレートです。「テンプレートの管理」画面には、埋込みテンプレートを識別するための、次の列が表示されます。

  • 埋込み: 現在のテンプレートに埋め込まれているテンプレートのリスト。存在しない場合は空白です。

  • 埋込み先: 現在のテンプレートが埋め込まれているテンプレートのリスト。存在しない場合は空白です。

これらの列はデフォルトでは表示されませんが、「表示」メニューから利用できます。

テンプレートを埋め込むには:

  1. ホーム・ページで、「アプリケーション」「タスク・マネージャ」の順にクリックします。
  2. 左側の「テンプレート」タブをクリックします。
  3. 以前に埋め込まれたテンプレートを識別するには、「表示」「列」の順にクリックし、「埋込み先」または「埋込みテンプレート」を選択します。
  4. 「新規テンプレート」または「テンプレートの編集」ダイアログから、「埋込みテンプレート」タブを選択します。
  5. 「使用可能なテンプレート」リストから、埋め込むテンプレートを選択します。
  6. 「移動」をクリックして、テンプレートを「埋込みテンプレート」リストに移動します。

    ヒント:

    1つまたは複数のテンプレートを削除するには、「埋込みテンプレート」リストからテンプレートを選択し、「削除」または「すべて削除」をクリックして「使用可能なテンプレート」リストに移動します。

  7. 「OK」をクリックします。
  8. テンプレート・セクションで必要な情報を入力します。