予測に関連付けるカレンダおよびイベントを定義して、予測の精度を向上させることができます。
IPMインサイトおよび自動予測でカレンダとイベントを使用するには:
イベントとカレンダは、フォームでの自動予測および予測プランニングで使用するために、また、従来の非エンタープライズSKUユーザーなど、IPMインサイトへのアクセス権がない自動予測ユーザーのために、レッドウッド以外のテーマでも使用可能です:
カレンダの定義
カレンダでは、選択したキューブについて時系列のスコープと範囲を定義します。たとえば、日次カレンダ、週次カレンダおよび代替カレンダを作成できます。すべてのイベントがすべてのエンティティに適用可能であるとはかぎらないため、特定のエンティティについてカレンダを作成することをお薦めします。たとえば、ディワリはAPACに適用され、感謝祭は北米に適用されるため、独自のイベントを含むAPACカレンダと独自のイベントを含む北米カレンダを作成できます。
カレンダを単独で使用してインサイトおよび予測定義の時間枠をすばやく設定することも、カレンダをイベントとともに使用することもできます。
カレンダを定義するには:
カレンダを編集するには、「カレンダ」リストで、編集するカレンダを含む行をダブルクリックして、オプションを編集できるようにします。必要な変更を加えて、「保存」をクリックします。変更を破棄するには、「取消」
をクリックします。
カレンダを削除するには、「カレンダ」リストで、削除するカレンダの横にある「アクション」をクリックし、カレンダの削除をクリックします。
イベントの定義
イベントは、カレンダに関連付けられます。
イベントを定義するには:
Note:
季節より短いスキップ・イベントを定義すると、履歴データの精度に影響が発生することがあります。たとえば、3か月間のCovidのイベントを定義できますが、季節が12か月とすると、データは9か月分のみとなります。データに偏りがあることで季節性が失われます。このような場合は、季節全体をスキップする方が効果的である可能性があります。1回かぎりのイベントまたはスキップ・イベントについては間隔を指定する必要はありません。
イベントは、自動的に「アクティブ」ステータスに設定されます(「アクティブ」列にチェック・マークで示されます)。このチェック・ボックスをクリアして、イベントを非アクティブにすることができます。予測中には、アクティブなイベントのみが考慮されます。
イベントを編集するには、「イベント」リストで、編集するイベントを含む行をダブルクリックして、オプションを編集できるようにします。必要な変更を加えて、「保存」をクリックします。変更を破棄するには、「取消」
をクリックします。
イベントを削除するには、「イベント」リストから、削除するイベントの横にある「アクション」をクリックし、イベントの削除をクリックします。
イベントのインポートおよびエクスポート
イベントを.csvにエクスポートし、ダウンロードした後、イベントを追加したり、変更することができます。その後、csvファイルからイベントをインポートできます。このプロセスは、多数のイベントを追加するための迅速な方法であり、イベント定義の監査やトラブルシューティングに役立つことがあります。
イベントをエクスポートするには、「IPM」の「構成」の「イベント」タブで、「アクション」メニューから「イベントのエクスポート」を選択します。
イベントをインポートするには、「IPM」の「構成」の「イベント」タブで、「アクション」メニューから「イベントのインポート」を選択し、ファイルを選択して、「インポート」をクリックします。その後、「イベントのインポート」ジョブを確認できます。ホーム・ページで、「アプリケーション」をクリックし、「ジョブ」をクリックした後、実行された「イベントのインポート」ジョブをクリックします。
既存のイベントと同じ名前のイベントをインポートした場合は、既存のイベントが上書きされます。