日次メンテナンス・プロセス時間の設定

1時間の日次メンテナンス・プロセスを開始するのに最も都合のよい時間を決定して設定する方法について理解します。

ビジネス・プロセス・インスタンスでは、定期的なメンテナンスの実行に毎日1時間が必要です。サービス管理者は都合のよい時間を選択(および変更)して1時間のメンテナンス・プロセスを開始できます。定期的なメンテナンスに加えて、必要なパッチがこのメンテナンス・プロセス中にビジネス・プロセス・インスタンスに適用されます。

ビジネス・プロセス・インスタンスはメンテナンス・プロセス中にはユーザーに提供されないため、サービス管理者は誰もビジネス・プロセスを使用しない1時間を特定する必要があります。接続ユーザーはすべてログオフされ、保存されていないデータは失われます。

デフォルトのメンテナンス開始時刻は、太平洋標準時刻(PST)の午前0時です。インスタンスのデフォルトの開始時刻をリセットしない場合、ビジネス・プロセス・メンテナンス時間を削減するために、開始時刻を10:00 p.m.から2:00 a.m. PSTまでのランダムな時刻にリセットされます。

注:

メンテナンス開始時刻を本当に午前0時(PST)にする場合は、次の手順を使用して選択する必要があります。その場合、ユーザーの選択内容は変更されません。

自動化されたメンテナンス・ウィンドウを管理するには:

  1. ビジネス・プロセス・インスタンスにアクセスします。
  2. 「ツール」「日次メンテナンス」の順にタップまたはクリックします。
  3. 「開始時間」で、日次メンテナンス・プロセスを開始する時間を選択します。また、ドロップダウン・リストからタイム・ゾーンを選択します。
  4. 「適用」をクリックします。

データ容量が多い顧客の場合、1時間の日次メンテナンス・プロセスではすべてのデータのエクスポートを完了できない可能性があります。

「日次メンテナンス時に増分データ・インポートのためにEPM Cloudスマート・リストのテキスト・データをエクスポート」アプリケーション設定が有効になっている場合、日次メンテナンス・プロセスにおいて、Essbaseデータに加えてPlanningメンバードリブン・スマート・リスト交差が、対応するテキスト・ラベルとともにエクスポートされます。このエクスポートは、可能性があるすべての交差を見つけて、マッピングを一意に識別してから抽出する必要があるため、時間が長くなる可能性があります。

日次メンテナンス・プロセスでPlanningメンバードリブン・スマート・リストのデータをエクスポートするメリットは、増分(または選択的)データ・ロードのために後からデータを使用できる点にあります。ただし、Planningメンバードリブン・スマート・リスト・データは、システムの復元には必要ありません。

データのエクスポートに時間がかかっている顧客のためにメンテナンス・プロセス時間を短縮するには、メンテナンス・プロセス時のPlanningメンバードリブン・スマート・リスト・データのエクスポートを無効にして、全面的な復元を実行するために必要なデータのバックアップのみを行うようにします。

アプリケーション設定: 日次メンテナンス時に増分データ・インポートのためにEPM Cloudスマート・リストのテキスト・データをエクスポート

  • はい - 日次メンテナンス・プロセス時に完全なエクスポートを実行することで、Planningスマート・リスト・データを含むデータをアプリケーションに増分的にインポートできます(このオプションではメンテナンス・プロセスの時間が長くなる可能性があります)

  • いいえ(デフォルト) - メンテナンス・プロセス時にアプリケーションのバックアップを作成することで、全面的な復元の一部としてデータを使用できます

この設定の確認や変更については、指定可能なアプリケーションおよびシステム設定を参照してください

注意:

  • 「いいえ」が選択された場合、バックアップのデータ部分にPlanningスマート・リスト・データが含まれません。したがって、そのバックアップを使用して増分(または選択的)データ・ロードを実行すると、データの損失が発生することがあります。

  • 完全メンテナンス・プロセス・スナップショットからのデータのEssbase部分のみのインポートには問題があります。

増分データ・インポートのためにメンテナンス・プロセスのエクスポートを定期的に使用しており、現在の日次メンテナンス・プロセスの所要時間に満足している場合は、オプションを「はい」に設定することをお薦めします。そうでない場合は、デフォルトのオプション(「いいえ」)のままにし、「移行」ユーザー・インタフェースを使用して個別のデータ・エクスポートを実行してください。移行時にエクスポートされるデータを使用して、増分データ・インポートを実行できますが、このエクスポートにはスマート・リスト・データが含まれているため、データ容量によってはエクスポート時間が長くなる可能性があることに注意してください。