データ・マップの実行

データ・マップは、次の状況下で自動的に実行されます。

  • ソースがモデルであり、データ・マップがこのモデルに関連付けられており、「チェックイン時に実行」が選択されている場合、モデルを変更し、チェックインすると、データ・マップが実行され、スマート・プッシュによってデータがPlanningにプッシュされます。
  • ソースがシナリオ・ロールアップであり、データ・マップをそのシナリオ・ロールアップに関連付けて「ロールアップ時に実行」を選択した場合、「シナリオ・ロールアップ」「実行」をクリックします。「ロールアップおよびデータ・マップの実行」ページで、「リフレッシュ」または「発行」(あるいはその両方)を選択して、それらのフェーズに関連付けられたデータ・マップを実行します。「前」および「後」データ・マップは、自動的に実行されます。

    戦略モデリング内の「ビジネス・ケース」Planning内の「シナリオ」および「バージョン」にマップした場合、シナリオ・ロールアップを実行するときに、「ターゲット・バージョンの上書き」を選択できます。これにより、データ・マップに定義されている「バージョン」が上書きされます。

    「マップ解除」セクションに「バージョン」がある場合、選択さ「ターゲット・バージョンの上書き」は無視されます

  • ソースがPlanningキューブである場合、データ・マップをフォームに関連付け、「保存時に実行」するよう指定します。フォームのスマート・プッシュの構成を参照してください。単一のフォームに複数のデータ・マップを関連付けることができます。

ソースがモデルまたはPlanningキューブである場合、「データ・マップ」ページからデータ・マップを実行することもできます。ホームページで「アプリケーション」「データ交換」「データ・マップ」の順にクリックします。実行するデータ・マップの「アクション」メニューで、「データのクリアおよびプッシュ」を選択します。

注:

「データのクリアおよびプッシュ」オプションは、Planningから戦略モデリング・シナリオ・ロールアップでは使用できません。

データ・マップおよびスマート・プッシュ・ジョブのステータスを確認するには、ホームページで「アプリケーション」「ジョブ」の順にクリックします。ジョブ名をクリックし、スマート・プッシュ・ジョブに関する情報とステータスを表示します。エラーがある場合、「エラー」をクリックし、エラーの解決の役に立つ詳細を表示します。データ・マップおよびスマート・プッシュ・ジョブの詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ統合の管理データ・マップおよびスマート・プッシュのリアルタイムの進行状況ステータスの確認を参照してください。

注:

Planningから複数の戦略モデリング・モデルにデータをプッシュするデータ・マップは、ターゲットに欠落した勘定科目がある場合は無視され、すべての有効な勘定科目に対してデータがプッシュされます。ジョブ詳細は、ターゲット・モデルで使用できなかったために無視されたディメンション・メンバーのリストを提供します。