戦略モデリングおよび財務の間のデータの統合

提供されているテンプレートおよびデータ・マップを使用して、戦略モデリングのモデルと財務の損益計算書の間でデータをプッシュできます。

このタスクを完了するには、戦略モデリング財務が任意の順序で有効になっている必要があります。財務では「損益計算書」が有効になっている必要があります。

  1. 「損益計算書」を有効にして 財務を有効にし、財務アプリケーションを作成します。

    Planningモジュールの管理財務の構成を参照してください。

  2. 戦略モデリングを有効にし、新規モデルを作成します。
    • 「新規モデルの作成」ウィザードの「全般」ページで、テンプレートからのモデルの作成を選択し、それから「テンプレートの選択」リストから「財務」を選択します。
    • 「エンティティの選択」で、財務エンティティ・ディメンション・メンバーを選択します。モデルは選択されたエンティティ・ディメンション・メンバーにマッピングされます。
    • Planningアプリケーションが複数通貨である場合、「通貨」リストから通貨を選択します。Planningアプリケーションが単一通貨である場合、このオプションは表示されず、デフォルトでアプリケーションの通貨になります。
    • 財務テンプレートからモデルを作成した場合、「新規モデルの作成」ウィザードの「カレンダ」「期間」および「年の構成」ページは表示されません。「開始期間と終了期間」の日付はPlanningアプリケーションに基づいて設定されます。「年構成」は月次となります。

    モデルを作成すると、2つのデータ・マップが作成されます。データ・マップの詳細マッピングは、戦略モデリングおよび財務のディメンション・メンバーの間で自動的に移入されます。オプションで詳細データ・マップを表示できます。ホームページで、「アプリケーション」をクリックして「データ交換」をクリックし、それから「データ・マップ」をクリックします。

    • <Model_Name>_SMtoPLDatamapは、戦略モデリングから財務のターゲット・バージョンにデータをプッシュします。デフォルトでは、データ・モデルは作成したモデルに関連付けられ、そのモデルをチェック・インするときに実行するように設定されます。
    • <Model_Name>_PLtoSMDatamapは、財務の作業バージョンから戦略モデリングへとデータをプッシュします。

    戦略モデリングの有効化の詳細は、Planningモジュールの戦略モデリングの有効化を参照してください。

    戦略モデリングのモデルの作成の詳細は、戦略モデリング・モデルの作成を参照してください。

  3. 戦略モデリングから財務へとデータをプッシュするには:
    1. 戦略モデリングのモデルをチェック・アウトし、データを入力してからそのシナリオまたはすべてのシナリオを計算します。
    2. モデルをチェック・インします。

      データ・マップがチェック・イン時に実行されるように設定されている場合(デフォルト)、データ・マップが実行され、スマート・プッシュ・ジョブが送信されます。

      ヒント:

      ジョブのステータスをチェックするには、ホームページから「アプリケーション」をクリックし、それから「ジョブ」をクリックします。
      財務で、損益計算書を開いてプッシュされたデータを確認します。ホームページで、「財務」をクリックして「収益」をクリックし、それから「損益計算書」をクリックします。
  4. 次のいずれかの方法を使用して財務から戦略モデリングへとデータをプッシュします。
    • 「データ・マップ」ページからデータ・マップを実行します。ホームページで、「アプリケーション」「アプリケーション」アイコンをクリックして「データ交換」「データ交換」アイコンをクリックし、それから「データ・マップ」をクリックします。<Model_Name>_PLtoSMDatamap「アクション」「データ・マップ」の「アクション」メニューメニューから、「データのクリアおよびプッシュ」を選択します。
    • <Model_Name>_PLtoSMDatamapデータ・マップをフォームに関連付け、スマート・プッシュ用に設定します。フォームのスマート・プッシュの構成を参照してください。

後から追加の勘定科目を財務で有効化する場合、データ・マップを編集して財務の勘定科目と戦略モデリングの勘定科目の間に詳細マッピングを追加します。データ・マップの編集および詳細マッピングの詳細は、詳細設定データ・マップの定義を参照してください。

注:

データ・マップを編集する前にコピーを作成しておくことで、元のデータ・マップ定義を保存しておくことができます。

注:

戦略モデリング財務の間でデータをプッシュする際には、戦略モデリングのカスタム・ディメンションおよび財務の勘定科目のカスタム・チャートはサポートされません。