属性ディメンションの定義

テンプレート・ワークブックで、アプリケーションの属性ディメンションごとに新しいワークシートを作成します。Visionアプリケーションのテンプレートに含まれている属性ディメンション・ワークシートをガイドラインとして使用できます。

アプリケーション・テンプレート・ワークブックで属性ディメンション・ワークシートを設定する際には、次のワークフローに従います。

  1. ワークシート名の定義

  2. ワークシート・タイプの定義

  3. 属性ディメンション名の定義

  4. 属性ディメンション・タイプの定義

  5. 基本ディメンションの定義

  6. 属性メンバーの定義

ワークシート名の定義

Excelのワークシート・タブでワークシート名を定義します。ワークシート名には、ディメンション名にAttribute.という接頭辞を付けたものを使用します。たとえば、「Location」という属性ディメンションの場合、ワークシートに「Attribute.Location」という名前を付けます。例:

作業中のExcelアプリケーション・テンプレートのワークシート・タブに、属性ディメンションの命名規則「Attribute.<attribute_name>」が表示されています。「Location」属性ディメンションのタブ「Attribute.Location」がフォーカスされています

ワークシート・タイプの定義

属性ディメンション・ワークシートのセルA1にワークシート・タイプとして「属性」と入力します。図E-5では、セルA1に「属性」というワークシート・タイプが入力されています。

図E-5 アプリケーション・テンプレートの属性ディメンション・ワークシートに表示されたワークシート・タイプと属性ディメンション・プロパティ


Excelアプリケーション・テンプレートのワークシートの一部。セルA1には、シートのタイプとして「属性」と入力されています。セルA3には「名前」というラベル、セルB3には「Location」という属性ディメンション名、セルA4には「タイプ」というラベル、セルB4には「テキスト」という属性タイプ、セルA5には「基本ディメンション」というラベル、セルB5には「エンティティ」という基本ディメンション名がそれぞれ入力されています。

属性ディメンション名の定義

属性ディメンション・ワークシートで、ディメンション名を入力します。図E-5では、セルB3に「Location」という属性ディメンション名が入力されています。

属性ディメンション・タイプの定義

属性ディメンション・ワークシートで、属性ディメンション・タイプを入力します。図E-5では、セルB4に「テキスト」という属性ディメンション・タイプが入力されています。

有効な属性ディメンション・タイプは次のとおりです。

  • テキスト

  • 数値

  • ブール

  • 日付

基本ディメンションの定義

属性ディメンション・ワークシートで、属性ディメンションの基本ディメンションを入力します。図E-5では、セルB5に「エンティティ」という基本ディメンションが入力されています。

属性メンバーの定義

ディメンション・ワークシートで、セルA5の「メンバー」という見出しの下に、属性名とそのプロパティを追加します。属性メンバーのリストは、データとメタデータのインポートおよびエクスポートに記載のフォーマットに準拠している必要があります。必須プロパティの場合にかぎり、列を追加できます。欠落しているプロパティは、アプリケーション、キューブおよびディメンションのデフォルトに基づいて追加されます。