ディメンションの定義

テンプレート・ワークブックで、アプリケーションのディメンションごとに新しいワークシートを作成します。サンプル・アプリケーションのテンプレートに含まれているワークシートをガイドラインとして使用できます。

アプリケーション・テンプレート・ワークブックでディメンション・ワークシートを設定する際には、次のワークフローに従います。

  1. ワークシート名の定義

  2. ワークシート・タイプの定義

  3. ディメンション名の定義

  4. フリー・フォーム・アプリケーションのディメンション・プロパティの定義

  5. メンバーの定義

ワークシート名の定義

Excelのワークシート・タブでワークシート名を定義します。ディメンション・ワークシート名には、ディメンション名に 「Dim.」 という接頭辞を付けたものを使用します。たとえば、「Scenario」というディメンションの場合、ワークシートに「Dim.Scenario」という名前を付けます。例:


作業中のExcelアプリケーション・テンプレートのワークシート・タブに、ディメンションの命名規則「Dim.<dimension_name>」が表示されています。「Scenario」ディメンションのタブ「Dim.Scenario」がフォーカスされています

ワークシート・タイプの定義

ディメンション・ワークシートのセルA1にワークシート・タイプとして「ディメンション」と入力します。図E-3では、セルA1に「ディメンション」というワークシート・タイプが入力されています。

図E-3 アプリケーション・テンプレートのディメンション・ワークシートに表示されたワークシート・タイプとディメンション名


Excelアプリケーション・テンプレートのワークシートの一部。セルA1には、シートのタイプとして「ディメンション」と入力されています。セルA3には「名前」というラベル、セルB3には「Account」というディメンション名がそれぞれ入力されています。

ディメンション名の定義

ディメンション・ワークシートで、ディメンション名を入力します。図E-3では、セルB3に「Scenario」というディメンション名が入力されています。

入力したディメンション名が存在しない場合は、アプリケーションの作成時に新しいカスタム・タイプのディメンションが自動的に作成されます。

フリー・フォーム・アプリケーションのディメンション・プロパティの定義

フリー・フォーム・アプリケーションについては、ディメンション・ワークシートでディメンション・プロパティを直接定義できます。「タイプ」プロパティを使用して、勘定科目、年およびエンティティ・ディメンションのユーザー定義名を指定し、それらを「勘定科目」、「年」または「エンティティ」ディメンション・タイプにマップできます。必要に応じて、他のカスタム・ディメンションを定義することもできます。テンプレートzipファイルのフリー・フォーム・テンプレートには、勘定科目、年およびカスタム・ディメンションの例とそれらのプロパティがガイドとして含まれています。

表E-3 フリー・フォーム・アプリケーションのディメンション・プロパティ

プロパティ 必須 値のタイプ デフォルト値 有効な値 コメント

名前

はい

テキスト

   

ディメンションの名前

タイプ

いいえ

テキスト

 

勘定科目

期間

エンティティ

このプロパティを省略した場合、つまり値を指定しなかった場合、このディメンションはカスタム・ディメンションとして解釈されます。

説明

いいえ

テキスト

   

オプションのディメンションの説明。

別名

いいえ

テキスト

なし

ディメンションの別名

別名は、ディメンション・メンバーの代替名です。

別名表

いいえ

テキスト

いいえ

別名表

アプリケーションのデフォルトの別名表。

階層タイプ

いいえ

テキスト

設定しない

設定しない

保管済

動的

複数

集約ストレージ・キューブにバインドされたディメンションに使用できます。集約ストレージ・ディメンションは、複数階層をサポートするために自動的に有効になります。複数階層のディメンションの最初の階層は「保管済」である必要があります。

密度

いいえ

ブール

密 | 疎

疎ディメンションには、メンバーの組合せの多くにデータ値が存在しません。密ディメンションには、メンバーの組合せの多くにデータ値が存在します。

2パス計算

いいえ

ブール

いいえ

はい | いいえ

親メンバーまたは他のメンバーの値に基づいてメンバーの値を再計算します。「動的計算」または「動的計算および保管」プロパティで、勘定科目とエンティティ・メンバーに使用できます。

セキュリティの適用

いいえ

ブール

いいえ

はい | いいえ

アプリケーション・テンプレートのセキュリティ・ワークシートに示されているセキュリティに従って、ディメンション・メンバーにセキュリティを設定することを許可します。

部分的共有

いいえ

ブール

いいえ

はい | いいえ

エンティティ・ディメンションでは代替階層がサポートされています。1つのエンティティに複数の親を含むことができ、各親に別々にコントリビューションできます。このようなメンバーは部分共有エンティティと呼ばれ、エンティティのすべてのインスタンス間で入力データの一部のみが共有されます。

データ・ストレージ

いいえ

テキスト

保管

動的計算および保管

動的計算

保管

共有しない

共有

ラベルのみ

「データ・ストレージ」プロパティでは、連結が格納される場所と時期が定義されます。たとえば、デフォルトでは、メンバーは「保管」としてタグ付けされます。

パフォーマンス順

いいえ

数値

なし

正数または負数。たとえば:

1

-1

アプリケーションにおけるディメンションの評価順序。

評価順序

いいえ

数値

なし

正数または負数。たとえば:

1

-1

ディメンションの順序により、データ計算がどのように実行されるかが決定されます。「評価順」で、データ交差にデータ型の競合がある場合に優先されるデータ型を指定できます。

表示オプション

いいえ

テキスト

メンバー名または別名

「メンバー名または別名」では、メンバー名または別名が表示されます。

「メンバー名:別名」では、左側にメンバーが表示され、右側に別名が表示されます。

「別名:メンバー名」では、左側に別名が表示され、右側にメンバーが表示されます。

アプリケーションのデフォルトの表示オプションを設定します。

メンバーの定義

ディメンション・ワークシートで、「Members」という見出し(Planningアプリケーション・テンプレートのセルA5)の下に、メンバーとそのプロパティを追加します。メンバーのリストは、データとメタデータのインポートおよびエクスポートに記載のフォーマットに準拠している必要があります。必須プロパティの場合にかぎり、列を追加できます。欠落しているプロパティは、アプリケーション、キューブおよびディメンションのデフォルトに基づいて追加されます。

図E-4 標準Planningアプリケーションの「Scenario」ディメンションのディメンション・ワークシートの例


「Scenario」ディメンションのワークシートの例。