データの定義

アプリケーション作成テンプレートを使用すると、最大1,000行のデータをEssbaseデータ・フォーマットでロードできます。

テンプレート・ワークブックで、サンプル・アプリケーションのテンプレートに含まれているデータ・ワークシートをガイドラインとして使用して、アプリケーション・データ用のワークシートを作成します。または、テンプレートに含まれているワークシートを編集します。

アプリケーション・テンプレート・ワークブックでデータ・ワークシートを設定する際には、次のワークフローに従います。

  1. ワークシート名の定義

  2. ワークシート・タイプの定義

  3. キューブ名の定義

  4. データの定義

ワークシート名の定義

Excelのワークシート・タブでワークシート名を定義します。ワークシート名には、データのロード先キューブ名に「Data.」という接頭辞を付けたものを使用します。たとえば、「Plan1」というキューブにデータをロードする場合は、それがわかるようにワークシートに「Data.Plan1」という名前を付けます。「Data.」という必須の接頭辞の後に、データの識別に役立つその他のインジケータを追加することもできます。たとえば、Plan1に実際のデータと履歴データの比較をロードする場合は、ワークシートに「Data.Plan1.Actual」という名前を付けます。


作業中のExcelアプリケーション・テンプレートのワークシート・タブに、データの命名規則「Data.<plan to load data to>」が表示されています。

ワークシート・タイプの定義

データ・ワークシートのセルA1に「キューブ」と入力し、このシートのデータをキューブにロードすることを示します。図E-6では、このワークシートにキューブにロードするデータが含まれていることを示すために、セルA1に「キューブ」と入力されています。

図E-6 アプリケーション・テンプレートのデータ・ワークシートに表示されたワークシート・タイプとキューブ名


Excelアプリケーション・テンプレートのワークシートの一部。セルA1には、シートのタイプとして「キューブ」と入力されています。セルA3には「名前」というラベル、セルB3には「Plan1」というデータのロード先キューブがそれぞれ入力されています。

キューブ名の定義

データ・ワークシートで、データのロード先キューブの名前を入力します。図E-6では、セルB3に「Plan1」というキューブ名が入力されています。

データの定義

データをEssbase列型フォーマットで定義します。各メンバー交差のヘッダーには「ディメンション」を使用します。