アプリケーション作成テンプレートを使用すると、最大1,000行のデータをEssbaseデータ・フォーマットでロードできます。
テンプレート・ワークブックで、サンプル・アプリケーションのテンプレートに含まれているデータ・ワークシートをガイドラインとして使用して、アプリケーション・データ用のワークシートを作成します。または、テンプレートに含まれているワークシートを編集します。
アプリケーション・テンプレート・ワークブックでデータ・ワークシートを設定する際には、次のワークフローに従います。
ワークシート名の定義
Excelのワークシート・タブでワークシート名を定義します。ワークシート名には、データのロード先キューブ名に「Data.」
という接頭辞を付けたものを使用します。たとえば、「Plan1」というキューブにデータをロードする場合は、それがわかるようにワークシートに「Data.Plan1」
という名前を付けます。「Data.」
という必須の接頭辞の後に、データの識別に役立つその他のインジケータを追加することもできます。たとえば、Plan1に実際のデータと履歴データの比較をロードする場合は、ワークシートに「Data.Plan1.Actual」
という名前を付けます。
ワークシート・タイプの定義
データ・ワークシートのセルA1に「キューブ」
と入力し、このシートのデータをキューブにロードすることを示します。図E-6では、このワークシートにキューブにロードするデータが含まれていることを示すために、セルA1に「キューブ」
と入力されています。
図E-6 アプリケーション・テンプレートのデータ・ワークシートに表示されたワークシート・タイプとキューブ名
キューブ名の定義
データ・ワークシートで、データのロード先キューブの名前を入力します。図E-6では、セルB3に「Plan1」
というキューブ名が入力されています。
データの定義
データをEssbase列型フォーマットで定義します。各メンバー交差のヘッダーには「ディメンション」を使用します。