代替変数の定義

アプリケーション・テンプレート・ワークブックで、サンプル・アプリケーションのテンプレートに含まれている代替変数定義ワークシートをガイドラインとして使用して、代替変数用のワークシートを追加します。

代替変数は、標準アプリケーション、Enterpriseアプリケーションおよびフリーフォーム・アプリケーションについて定義できます。

アプリケーション・テンプレート・ワークブックで代替変数ワークシートを設定する際には、次のワークフローに従います。

  1. ワークシート名の定義

  2. ワークシート・タイプの定義

  3. 代替変数の定義

ワークシート名の定義

Excelのワークシート・タブでワークシート名を定義します。代替変数定義ワークシートに「Variables」という名前を付けます。例:

作業中のExcelアプリケーション・テンプレートのワークシート・タブに、代替変数シートの命名規則「Variables」が表示されています。

ワークシート・タイプの定義

データ・ワークシートのセルA1に「代替変数」と入力し、このシートのデータをキューブにロードすることを示します。図E-7では、このワークシートにアプリケーションの特定のキューブにロードする代替変数情報が含まれていることを示すために、セルA1に「代替変数」と入力されています。

図E-7 アプリケーション・テンプレートの変数ワークシートに表示されたワークシート・タイプと代替変数

Excelアプリケーション・テンプレートのワークシートの一部。セルA1には、これが変数タイプのシートであることを示すために、「代替変数」と入力されています。行3では、セルA3に「キューブ」というラベル、セルB3に「名前」というラベル、セルC3に「値」というラベルがそれぞれ入力されています。

代替変数の定義

変数ワークシートで、図E-7を参考にして、各代替変数の情報を次のフォーマットで追加します。

  • 「キューブ」列には、代替変数を適用するキューブの名前を入力します。例:

    • 変数をすべてのキューブに適用する場合は、「すべてのキューブ」と入力します

    • 変数を特定のキューブに適用する場合は、「Plan3」のように、該当するキューブ名を入力します

    • 変数をすべてのキューブではないものの複数のキューブに適用する場合は、各キューブ名を1行ずつ個別にリストします。たとえば、変数をPlan2とPlan3の2つに適用する場合は、「Plan2」のエントリと「Plan3」のエントリをそれぞれ別々の行に追加します。

  • 「名前」列には、代替変数名を入力します。図E-7では、代替変数名は「CurrYr」「NextYr」および「CurVersion」です。

  • 「値」列には、代替変数に使用する値を入力します。