アプリケーション・テンプレート・ワークブックで、Visionアプリケーションのテンプレートに含まれているセキュリティ定義ワークシートをガイドラインとして使用して、ユーザー権限用のワークシートを追加します。
アプリケーション・テンプレート・ワークブックでユーザー権限ワークシートを設定する際には、次のワークフローに従います。
ワークシート名の定義
Excelのワークシート・タブでワークシート名を定義します。ユーザー権限を定義するセキュリティ・ワークシートに「Security」
という名前を付けます。例:
ワークシート・タイプの定義
データ・ワークシートのセルA1に「セキュリティ」
と入力し、このシートのデータをキューブにロードすることを示します。図E-8では、このワークシートにアプリケーションに対するすべてのユーザー・アクセス権限がリストされることを示すために、セルA1に「セキュリティ」
と入力されています。
図E-8 アプリケーション・テンプレートのセキュリティ・ワークシートに表示されたワークシート・タイプ
セキュリティ・プロパティの定義
セキュリティ・プロパティには、ユーザー名とその他のユーザー・アクセス情報が含まれます。
表E-4に、サポートされているセキュリティ・プロパティを示します。
表E-4 セキュリティ・プロパティ
プロパティ名 | 説明 |
---|---|
名前 |
ユーザーまたはグループの名前 |
オブジェクト名 |
アーティファクト名 |
アクセス・モード |
付与されている権限。デフォルトはNONEです。有効な値:
|
フラグ |
アクセスの適用時に使用されるメンバー関数デフォルトはMEMBERです。有効な値:
|
オブジェクト・タイプ |
アーティファクトのオブジェクト・タイプ。デフォルトはSL_DIMENSION (ディメンション/メンバー)です。有効な値:
|