ディメンション管理を使用したディメンションの作成

「ディメンション管理」の概要は、ディメンション管理を使用したディメンションの表示、作成および編集を参照してください。

ディメンション管理エディタの使用に関する詳細は、次のビデオを参照してください:

ビデオ記号 Profitability and Cost Managementのディメンション・エディタによるメタデータの更新

ヒント:

新しいディメンションを作成したら、アプリケーションの再デプロイが必要で、これにより、ディメンションの検証とデータベースの更新が行われます。

「ディメンション管理」でディメンションを作成するには:

  1. ホーム・ページで「アプリケーション」「アプリケーション」アイコンをクリックしてから、「ディメンション管理」「ディメンション管理」アイコンをクリックします。
  2. 「ディメンション」ディメンションを作成するプラス記号アイコンをクリックします。
  3. 「ディメンションの作成」ページで、ディメンションのプロパティを設定します。

    表6-6 ディメンション・プロパティ

    プロパティ 説明

    名前

    Essbase命名規則を参照してください。

    ディメンション・タイプ

    ディメンションのタイプを選択します。ディメンション・タイプを参照してください。

    • ビジネス
    • 視点
    • 属性

    属性ディメンション

    オプション: 別のディメンションにまだ関連付けられていない既存の属性ディメンションのリストから、属性ディメンションを選択します。Profitability and Cost Managementの属性ディメンションを参照してください。

    POVディメンションの順序

    オプション: POVディメンションの表示順序を設定します。たとえば、年を最初にし、期間、シナリオの順でPOVの表示順序を設定するには、年を1、期間を2、シナリオを3にします。

    コメント

    オプション: ディメンションの使用目的を説明します

    データ・ストレージ

    集約ストレージ(ASO)キューブの場合は、データ・ストレージのタイプを選択します。

    • データの保管: デフォルト。「データの保管」では、メンバーの値が集約されます。

    • ラベルのみ: ラベルのみのディメンションは仮想ディメンションです。ナビゲーションに使用されるのが一般的で、関連付けられているデータはありません。ラベルのみのディメンションにデータは関連付けられていませんが、最初の直接の子の値が表示されます。

    階層タイプ

    集約ストレージ(ASO)キューブの場合は、階層のタイプを選択します。

    • 保管済: デフォルト。保存済階層タイプは最もシンプルな階層で、集約は一番高速です。ディメンション全体が単一の階層として扱われます。この階層タイプでは、共有メンバー、メンバー式、(+以外の)代替連結演算子を使用できません。

      動的: 最もカスタマイズ可能な階層タイプですが、集約パフォーマンスは最も低いです。ディメンション全体が動的な階層として扱われるため、共有メンバーや式を含むメンバー、すべての連結記号を使用できます。パフォーマンスの低下を防ぐため、動的階層の使用には注意してください。

    • 使用可能: 使用可能階層タイプでは、ディメンションが複数の階層として扱われ、世代2の子(ルートの子)のそれぞれに1つ存在します。世代2の子それぞれが、一意の階層の最上位です。1つ目は保存済階層にする必要があり、共有メンバーを含めることや、+以外の連結演算子を使用することはできません。2つ目から最後までは、動的階層と保存済階層のどちらでもかまいません。1つ目以外の保存済階層には、共有メンバーを含めることが可能です。

    ディメンション・ソート順

    オプション: 増分カウンタを使用して、データベース内のディメンションの順序を設定します。一番小さな番号が最初に保存されます。このオプションは、「ディメンション・ソート順」「ディメンション解決順」が同じ場合のデフォルトの評価順序も設定します。ソート順の数値を重複させることはできません。

    ディメンション解決順

    オプション: 増分カウンタを使用して、ディメンションの評価順序を設定します。一番小さな番号が最初に評価されます。複数のディメンションに同じ解決順の値を設定できます。デフォルトはゼロです。

    別名 - <別名表の名前>フィールド

    定義されている別名表ごとに、このディメンションに使用する別名を入力します。Profitability and Cost Managementの別名ディメンションを参照してください。

  4. ディメンションを変更したら、アプリケーションを再デプロイして、その変更をデータベースに転送する必要があります。すぐに再デプロイすることもできますし、複数のディメンションの変更や追加を行っている場合は、複数の変更を行った後でアプリケーションを再デプロイしてもかまいません。データベースのデプロイのステップに従って、アプリケーションのメタデータをOracle Essbaseキューブに再デプロイします。検証エラーは、すべてジョブ・ライブラリに表示されます。