増減ディメンション

増減ディメンションでは、勘定科目の増減の詳細が取得されます。デフォルトで、増減ディメンションには、データを増減するメンバーが用意されています。

注意:

このディメンションは変更しないことをお薦めします。

増減ディメンションを使用して、次のタスクを実行します:

  • データの増減:
    • 税計画間
    • 貸借対照表/損益計算書から税金勘定科目(税金自動化など)へ。
    • 期首残高、期末残高、およびFXからCTAの計算
  • 税金自動化ロジックの保管
  • RTA構成の保管

アプリケーションを作成すると、シード済メンバーを使用して増減ディメンションがデフォルトで作成され、オプションで、有効にした機能に基づいてシステム・メンバーが追加されます。アプリケーションの作成中に、増減および勘定科目ディメンションにキャッシュ・フロー・レポート用のキャッシュ・フロー・メンバーと階層が作成されます。次のメンバーが作成されます。

  • FCCS_Movements
  • TRCS_CbCR Movements
  • TRCS_TaxLossCreditTotal
  • TRCS_System Movement

増減ディメンション下に追加のユーザー定義メンバーを作成し、これらのメンバーに対して連結や換算を行えます。手順については、増減ディメンション階層のカスタマイズを参照してください。

注意:

「出資比率の管理」が有効になると作成される次の予約済システム・メンバーは、データ入力には使用できません:
  • TRCS_TLCOwnPlaceHolder
  • TRCS_TARFOwnPlaceHolder
  • TRCS_CurPayOwnPlaceholder
  • TRCS_TempDiffOwnPlaceholder
  • TRCS_RegionalTempDiffOwnPlaceholder
  • TRCS_OwnPlaceholder
  • TRCS_DTNROwnPlaceholder

増減ディメンションを定義するには:

  1. ホーム・ページで「アプリケーション」「概要」「ディメンション」タブの順に選択します。
    増減ディメンション
  2. 「増減」を選択してプロパティを設定した後、「ディメンション・プロパティの編集」タブを選択します。
    増減ディメンションのプロパティを選択します。
  3. オプション: アプリケーションに適したオプション・プロパティを選択します。
    • ディメンションの「説明」を入力します。
    • 使用可能な場合は、別名表を選択します。
    • ディメンションの「別名」を入力します。
    • 「2パス計算」を選択します。
    • 「セキュリティの適用」を選択します。
  4. ディメンションに適用するデータ・ストレージのタイプを選択します。
    • ラベルのみ
    • 共有しない
    • 動的計算
    • 動的計算および保管
    • 保管
  5. 「表示オプション」で、レポートにメンバー名を表示するか、別名を表示するかを選択します。
  6. 使用可能な場合は、「階層タイプ」を選択します。
  7. 「キューブ」で、使用するキューブを選択します。連結「レート」または「CbCR」を有効にできます。
  8. 「カスタム属性」「作成」をクリックし、新規カスタム属性を追加します。属性の名前を入力し、データ型を選択します。
  9. 「完了」をクリックします。