株主資本に対する合計繰延税金費用(地域)の再分類

Tax Reportingは、合計繰延税金費用(地域)(すべての増減)を株主資本に再分類する機能を備えています。この分類は、エンティティおよび管轄に固有です。累計繰延法人税はユーティリティの貸借対照表に記録され、オフセットは規制資産または負債です。

再分類の操作

• アプリケーションの「繰延税金費用から株主資本」機能を有効にします(「アプリケーション」-> 「構成」画面)。関連項目: アプリケーションの機能の有効化

  

• アプリケーションの「繰延税金費用から株主資本」機能を有効化した後に、システムでカスタム属性DefExpToEquityが作成されます。このカスタム属性は、アプリケーションの地域の管轄メンバーのみに適用できます。

  

• この属性を管轄に適用した後に、システムでは管轄メンバーを使用したエンティティ・メンバー用のカスタム属性: DefExpToEquity<Jurisdiction_name> (例: DefExpToEquityUS_Blended)が動的に作成されます。
• DefExpToEquityUS_Blendedカスタム属性をエンティティ・メンバーに適用して、その特定の管轄メンバーおよびエンティティ・メンバーに対して「繰延税金費用から株主資本」機能を使用できます。